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回
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かい
ふりがな文庫
“
回
(
かい
)” の例文
見
(
み
)
ていると、
塔
(
とう
)
の
頂
(
いただき
)
の
空
(
そら
)
を
高
(
たか
)
く二、三
回
(
かい
)
もぐるぐるまわってから、
下
(
した
)
の
町
(
まち
)
の
方
(
ほう
)
へ、できるだけの
速力
(
そくりょく
)
で、
飛
(
と
)
び
去
(
さ
)
っていきました。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
回
(
かい
)
と終日話していても、彼は私のいうことをただおとなしくきいているだけで、まるで馬鹿のようだ。ところが彼自身の生活を
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
やはり大体のところが御存じのごとき俗物だからこんな窮屈な暮しをして
回
(
かい
)
やその楽をあらためず賢なるかなと
褒
(
ほ
)
められる権利は毛頭ないのだよ。
倫敦消息
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
塾
(
じゅく
)
は二、三
回
(
かい
)
、かわりましたが、その
中
(
なか
)
で、いちばんたくさん
本
(
ほん
)
をならったのは、
白石常人先生
(
しらいしつねひとせんせい
)
でした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
掃除
(
そうじ
)
が
終
(
お
)
わって、いよいよ
第
(
だい
)
二十
回
(
かい
)
常会
(
じょうかい
)
を
開
(
ひら
)
こうとしていると、きこりのような
男
(
おとこ
)
の
人
(
ひと
)
が、
顔
(
かお
)
の
長
(
なが
)
い、
耳
(
みみ
)
の
大
(
おお
)
きい
爺
(
じい
)
さんを
乳母車
(
うばぐるま
)
にのせて、
尼寺
(
あまでら
)
の
境内
(
けいだい
)
にはいって
来
(
き
)
た。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
パトロンというのが、
殺
(
ころ
)
された
刈谷音吉
(
かりやおときち
)
じやないですか。こちらはあなたがあの
老人
(
ろうじん
)
のところへ、
月
(
つき
)
に一
回
(
かい
)
か二
回
(
かい
)
、
夜
(
よる
)
になつてから
行
(
い
)
くということをちやんと
確
(
たし
)
かめてあるのですが
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
思いあわすと、きょうはまだ一
回
(
かい
)
も、クロに
餌
(
えさ
)
をやっていない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
中
(
なか
)
を、
新聞
(
しんぶん
)
一つで、わざわざ
遠
(
とお
)
くからきてくださる
配達
(
はいたつ
)
さんにお
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
ですので、どうか、
十日
(
とおか
)
めぐらいに一
回
(
かい
)
送
(
おく
)
ってくだされば
結構
(
けっこう
)
です。
母の心
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
会読
(
かいどく
)
は、
毎月
(
まいつき
)
きまった
日
(
ひ
)
に六
回
(
かい
)
ぐらいおこなわれました。よくできた
人
(
ひと
)
には
白
(
しろ
)
まる、できなかった
人
(
ひと
)
には
黒
(
くろ
)
まる、わりあてられた
文章
(
ぶんしょう
)
がぜんぶできたものには、
白
(
しろ
)
い三
角
(
かく
)
のしるしをつけます。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
「すると
刈谷老人
(
かりやろうじん
)
のところへ
月
(
つき
)
に一
回
(
かい
)
か二
回
(
かい
)
行
(
い
)
く、その
用件
(
ようけん
)
は
何
(
なん
)
ですか」
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
一
時間
(
じかん
)
に
幾
(
いく
)
十
回
(
かい
)
となく、
貨車
(
かしゃ
)
や、
客車
(
きゃくしゃ
)
が
往復
(
おうふく
)
するために、
熱
(
ねつ
)
を
発
(
はっ
)
し、
烈
(
はげ
)
しく
震動
(
しんどう
)
する
線路
(
せんろ
)
でも、ある
時間
(
じかん
)
は、きわめてしんとして、
冷
(
つめ
)
たく
白光
(
しろびか
)
りのする
鋼鉄
(
こうてつ
)
の
面
(
おもて
)
へ
雲と子守歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だれでも、
子供
(
こども
)
の
時分
(
じぶん
)
は、
魚釣
(
うおつ
)
りが
好
(
す
)
きなものですが、
政
(
せい
)
一ときては、
日
(
ひ
)
に、二、三
回
(
かい
)
もいくようなこともめずらしくなかったのです。それは、
川
(
かわ
)
がそう
遠
(
とお
)
いところでなかったからでありましょう。
窓の内と外
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“回”を含む語句
迂回
回想
回復
回々
回顧
回転
一回
今回
数回
回向院
挽回
旋回
奪回
幾回
回々教
二回
回教
回護
思回
回向
...