出発点は知らないが、到着点の目じるしは、田疇の中の一むらの森の、その森の中でも、群を抜いて高い銀杏の樹であるらしい。
二度目に訪ねたときのことだが、長次は銀杏の実を笊にいっぱい拾って来たところで、登にそれを見せ、この次に来たら先生にあげるよ、とないしょで云った。
「それじゃあ近所の子供が銀杏を取りに登ったかも知れません。随分いたずら者が多うございますからね」
“銀杏”の意味
《名詞》
銀杏(「杏」慣用音:「キョウ」/唐宋音「アン(ギンと連声し「ナン」)」)」、イチョウは熟字訓的用法)
(イチョウ、まれにギンキョウ)イチョウ。
(ギンナン) イチョウの実、食用となる。
(出典:Wiktionary)
銀杏(「杏」慣用音:「キョウ」/唐宋音「アン(ギンと連声し「ナン」)」)」、イチョウは熟字訓的用法)
(出典:Wiktionary)
“銀杏(イチョウ)”の解説
イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹、学名:Ginkgo biloba)は、裸子植物で落葉性の高木である。日本では街路樹や公園樹として観賞用に、また寺院や神社の境内に多く植えられ、食用、漢方、材用 としても栽培される。樹木の名としてはほかにギンキョウ(銀杏)、ギンナン(銀杏) やギンナンノキ と呼ばれる。ふつう「ギンナン」は後述する種子を指す ことが多い。
街路樹など日本では全国的によく見かける樹木であり、特徴的な広葉を持っているが広葉樹ではなく、裸子植物ではあるが針葉樹ではない。
(出典:Wikipedia)
街路樹など日本では全国的によく見かける樹木であり、特徴的な広葉を持っているが広葉樹ではなく、裸子植物ではあるが針葉樹ではない。
(出典:Wikipedia)