“逐電:ちくでん” の例文
“逐電:ちくでん”を含む作品の著者(上位) | 作品数 |
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野村胡堂 | 4 |
林不忘 | 3 |
佐々木味津三 | 2 |
吉川英治 | 2 |
小酒井不木 | 1 |
“逐電:ちくでん”を含む作品のジャンル | 比率 |
---|---|
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語 | 1.6% |
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸 | 1.6% |
哲学 > 東洋思想 > 日本思想 | 0.7% |
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
若樣——林太郎樣には、一ヶ月程前に召仕の組と逐電いたし、今以て在所が判らず、御主人樣ことの外御立腹で御座います。
「ときに、あんたのお友達で、」と、プリューシキンは手紙をたたみながら訊ねた。「逐電した農奴が欲しいって人はごわせんかな?」
その知らせの挿話として、氏元の寵を一身に集めた三浦右衛門は、府中落城のその日に早くも主君を捨てて逐電したということが添えられた。
かたきはすぐに逐電したので、その弟からかたき討のねがいを差出したが、やはり許可されなかった。
本多佐渡守は三河の徳川家の譜代の臣であるが、家康若年のころの野呂一揆に味方し、一揆が鎮圧したとき、徳川家を逐電して、一向一揆の本場の加賀へ行ってしまった。
「いつ頃逐電いたしたか存ぜぬか!」
「逐電したか!」
栄三郎への手切れ金として五十両の金を源十郎から受け取り、その掛合い方を頼みに、浅草三間町の鍛冶屋富五郎のところへ、出かけたところが、同じくお艶に思いを寄せている鍛冶富が、預かった金を持って逐電してしまったので
「その通りですよ。あの加納屋甚兵衞が、御金奉行をして居るとき、藩の大金を取込み、その罪を下役の石郷時之丞に被せて逐電したため、石郷時之丞は自害をして主君に申譯しました。私がその伜の時三郎ですよ。加納屋甚兵衞を親の敵とつけ狙ふのは、不思議があるでせうか」
“逐電”の意味
《名詞》
逐 電(ちくでん)※古くは「ちくてん」とも
素早く行動すること。
素早く逃げて、姿を眩ますこと。
原義は「稲妻を追う」。「逐」は「追う」を、「電」は「稲妻」を意味する。
(出典:Wiktionary)
逐 電(ちくでん)※古くは「ちくてん」とも
原義は「稲妻を追う」。「逐」は「追う」を、「電」は「稲妻」を意味する。
(出典:Wiktionary)
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