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手挟
ふりがな文庫
“手挟”の読み方と例文
旧字:
手挾
読み方
割合
たばさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たばさ
(逆引き)
すると
安政
(
あんせい
)
六年の秋、伝吉はふと平四郎の
倉井
(
くらい
)
村にいることを発見した。もっとも今度は昔のように両刀を
手挟
(
たばさ
)
んでいたのではない。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こう云うと老師は立ち上がり不思議な機械を小脇に抱え、
襖
(
ふすま
)
をあけて廊下へ出た。そこで数馬も大小
手挟
(
たばさ
)
み後につづいて廊下に出た。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蔵人はそう言いながら、今の手紙をお礼の眼から隠して自分の袖に押し込み、両刀を
手挟
(
たばさ
)
んでもう一度、春の闇の中へ出ようとするのです。
銭形平次捕物控:087 敵討果てて
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
手挟(たばさ)の例文をもっと
(24作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
挟
常用漢字
中学
部首:⼿
9画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手挟”のふりがなが多い著者
林不忘
南方熊楠
吉川英治
中里介山
国枝史郎
北原白秋
森鴎外
野村胡堂
夢野久作
泉鏡花