“手挟”の読み方と例文
旧字:手挾
読み方割合
たばさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると安政六年の秋、伝吉はふと平四郎の倉井村にいることを発見した。もっとも今度は昔のように両刀を手挟んでいたのではない。
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
こう云うと老師は立ち上がり不思議な機械を小脇に抱え、をあけて廊下へ出た。そこで数馬も大小手挟み後につづいて廊下に出た。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
蔵人はそう言いながら、今の手紙をお礼の眼から隠して自分の袖に押し込み、両刀を手挟んでもう一度、春の闇の中へ出ようとするのです。