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手挾
ふりがな文庫
“手挾”のいろいろな読み方と例文
新字:
手挟
読み方
割合
たばさ
92.9%
たはさ
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たばさ
(逆引き)
黒七子
(
くろななこ
)
の紋つき着流しのまま、葛籠笠を片手に、両刀を
手挾
(
たばさ
)
んで梯子段へかかる大次郎のうしろから、法外老人と千浪が送りにつづいて口ぐちに
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
二本
手挾
(
たばさ
)
む望もないが、幸ひ娘のお玉は氣象者、顏
容
(
かたち
)
も親の口からは申し憎いが先づ十人並に勝れて生れついて居る。
銭形平次捕物控:279 持参千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手挾(たばさ)の例文をもっと
(13作品)
見る
たはさ
(逆引き)
中山の
国分寺
(
こくぶじ
)
の三門に、
松明
(
たいまつ
)
の火影が乱れて、大勢の人が
籠
(
こ
)
み入って来る。先に立ったのは、
白柄
(
しらつか
)
の
薙刀
(
なぎなた
)
を
手挾
(
たはさ
)
んだ、山椒大夫の息子三郎である。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
手挾(たはさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
挾
部首:⼿
10画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手挾”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
徳冨蘆花
林不忘
斎藤茂吉
野村胡堂
久生十蘭
国枝史郎
森鴎外