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農業
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のうげふ
ふりがな文庫
“
農業
(
のうげふ
)” の例文
友人
(
いうじん
)
曰
(
いはく
)
、我が
親
(
した
)
しき者
隣
(
となり
)
村へ
夜話
(
よばなし
)
に
往
(
ゆき
)
たる
皈
(
かへ
)
るさ、
途
(
みち
)
の
傍
(
かたはら
)
に
茶鐺
(
ちやがま
)
ありしが、頃しも夏の事也しゆゑ、
農業
(
のうげふ
)
の人の
置忘
(
おきわす
)
れたるならん、さるにても
腹
(
はら
)
悪
(
あし
)
きものは
拾
(
ひろ
)
ひ
隠
(
かく
)
さん
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盡し
兄弟
(
はらから
)
の
中
(
なか
)
睦
(
むつ
)
ましく兄は弟を思ひ弟は兄を
尊敬
(
うやまひ
)
日々
(
にち/\
)
農業
(
のうげふ
)
耕作
(
かうさく
)
油斷
(
ゆだん
)
なく
精
(
せい
)
を出し
隙
(
ひま
)
ある時は山に入て
薪
(
たきゞ
)
を
樵
(
こり
)
或ひは
日雇
(
ひよう
)
走り使ひ等に雇はれ兩人とも晝夜を分たず
稼
(
かせ
)
ぎて親半左衞門を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
兄
(
あに
)
が
一人
(
ひとり
)
あつたが
戦地
(
せんち
)
へ
送
(
おく
)
られると
間
(
ま
)
もなく
病気
(
びやうき
)
で
倒
(
たふ
)
れ、
父
(
ちゝ
)
は
空襲
(
くうしふ
)
の
時
(
とき
)
焼死
(
せうし
)
して一
家
(
か
)
全滅
(
ぜんめつ
)
した
始末
(
しまつ
)
に、
道子
(
みちこ
)
は
松戸
(
まつど
)
の
田舎
(
ゐなか
)
で
農業
(
のうげふ
)
をしてゐる
母親
(
はゝおや
)
の
実家
(
じつか
)
へ
母
(
はゝ
)
と
共
(
とも
)
につれられて
行
(
い
)
つたが
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
兄
(
あに
)
の
元太郎
(
もとたらう
)
は
至極
(
しごく
)
實體
(
じつてい
)
で、
農業
(
のうげふ
)
に
出精
(
しゆつせい
)
し、
兩親
(
りやうしん
)
へ
孝行
(
かうかう
)
を
盡
(
つく
)
し、
貧
(
まづ
)
しい
中
(
なか
)
にもよく
齊眉
(
かしづ
)
き、
人
(
ひと
)
づきあひは
義理堅
(
ぎりがた
)
くて、
村
(
むら
)
の
譽
(
ほめ
)
ものなのであるが、
其
(
そ
)
の
次男
(
じなん
)
の
小助
(
こすけ
)
は
生
(
うま
)
れついたのらくらもの。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
古縄
(
ふるなは
)
を
蛇
(
へび
)
とし
駭
(
おど
)
せば、おどされたる
妓
(
ぎ
)
愕
(
びつくり
)
して
片足
(
かたあし
)
泥田
(
どろた
)
へふみいれしを
衆人
(
みな/\
)
辴然
(
おほわらひ
)
す。此
途
(
みち
)
は
凡
(
すべ
)
て
農業
(
のうげふ
)
の
通路
(
つうろ
)
なれば
憇
(
いこ
)
ふべき
茶店
(
ちやみせ
)
もなく、
半途
(
はんと
)
に
至
(
いた
)
りて古き
社
(
やしろ
)
に入りてやすらふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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古縄
(
ふるなは
)
を
蛇
(
へび
)
とし
駭
(
おど
)
せば、おどされたる
妓
(
ぎ
)
愕
(
びつくり
)
して
片足
(
かたあし
)
泥田
(
どろた
)
へふみいれしを
衆人
(
みな/\
)
辴然
(
おほわらひ
)
す。此
途
(
みち
)
は
凡
(
すべ
)
て
農業
(
のうげふ
)
の
通路
(
つうろ
)
なれば
憇
(
いこ
)
ふべき
茶店
(
ちやみせ
)
もなく、
半途
(
はんと
)
に
至
(
いた
)
りて古き
社
(
やしろ
)
に入りてやすらふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其
(
その
)
忙
(
せはし
)
き事の千
辛
(
しん
)
万
苦
(
く
)
、暖国の
農業
(
のうげふ
)
に
比
(
ひ
)
すれば百
倍
(
ばい
)
也。さればとて雪国に
生
(
うまる
)
る
者
(
もの
)
は
幼稚
(
をさなき
)
より雪中に成長するゆゑ、
蓼中
(
たでのなか
)
の
虫
(
むし
)
辛
(
からき
)
をしらざるがごとく雪を雪ともおもはざるは、
暖地
(
だんち
)
の
安居
(
あんきよ
)
を
味
(
あぢはへ
)
ざるゆゑ也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これは
農業
(
のうげふ
)
のかたはら
猟
(
れふ
)
をもなすゆゑに
国許
(
こくきよ
)
の
筒
(
つゝ
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“農業”の解説
農業と農学
農業(のうぎょう、en: agriculture)とは、土地の力を利用して有用な植物を栽培する。また、有用な動物を飼養する、有機的な生産業。
(出典:Wikipedia)
農
常用漢字
小3
部首:⾠
13画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“農業”で始まる語句
農業機械中央部
農業機械作製所