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絶望
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ぜつばう
ふりがな文庫
“
絶望
(
ぜつばう
)” の例文
期待
(
きたい
)
して
居
(
ゐ
)
た
或
(
ある
)
物
(
もの
)
を
俄
(
にはか
)
に
奪
(
うば
)
ひ
去
(
さ
)
られた
樣
(
やう
)
な
絶望
(
ぜつばう
)
とが
混淆
(
こんかう
)
し
紛糾
(
ふんきう
)
した
自暴自棄
(
やけ
)
の
態度
(
たいど
)
を
以
(
もつ
)
ておつぎを
責
(
せ
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其中
(
そのうち
)
、
姫
(
ひめ
)
の
目覺
(
めざ
)
めしゆゑ、
天
(
てん
)
の
爲
(
な
)
せる
業
(
わざ
)
は
是非
(
ぜひ
)
に
及
(
およ
)
ばず、ともかく
出
(
で
)
てござれ、と
勸
(
すゝ
)
むるうちに、
近
(
ちか
)
づく
人聲
(
ひとごゑ
)
、
予
(
われら
)
駭
(
おどろ
)
き
逃出
(
にげいで
)
ましたが、
絶望
(
ぜつばう
)
の
餘
(
あまり
)
にや、
姫
(
ひめ
)
は
續
(
つゞ
)
いて
參
(
まゐ
)
りもせず
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
恐
(
おそ
)
ろしい
絶望
(
ぜつばう
)
の
夜
(
よ
)
を
呪
(
のろ
)
ひと
怒
(
いか
)
りに
泣
(
な
)
きあかした
時
(
とき
)
、
彼女
(
かのぢよ
)
はまだ
自分
(
じぶん
)
を
悔
(
く
)
ゐてはゐなかつた。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
又
(
また
)
弄
(
ろう
)
されて
千鳥
(
ちどり
)
の
群
(
むれ
)
は
岩
(
いは
)
より
岩
(
いは
)
へと
飛
(
と
)
びかうて
居
(
ゐ
)
ましたが、
斯
(
か
)
かる
際
(
さい
)
にも
絶望
(
ぜつばう
)
の
底
(
そこ
)
に
沈
(
しづ
)
んだ
人
(
ひと
)
の
心
(
こゝろ
)
は
益々
(
ます/\
)
闇
(
やみ
)
を
求
(
もと
)
めて
迷
(
まよ
)
ふものと
見
(
み
)
え、
一人
(
ひとり
)
の
若者
(
わかもの
)
ありて、
蒼
(
あを
)
ざめた
顏
(
かほ
)
を
襟
(
えり
)
に
埋
(
うづ
)
め
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
水樽
(
みづだる
)
は
空
(
から
)
になつて
鐵車内
(
てつしやない
)
の
一隅
(
いちぐう
)
に
横
(
よこたは
)
つた。
一同
(
いちどう
)
は
最早
(
もはや
)
絶望
(
ぜつばう
)
の
極
(
きよく
)
に
達
(
たつ
)
したのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
絶望
(
ぜつばう
)
偏奇館吟草
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
其
(
その
)
方法
(
てだて
)
ぢゃが……おゝ、
害心
(
がいしん
)
よ、ても
速
(
はや
)
う
入
(
はひ
)
って
來
(
き
)
をるなア、
絶望
(
ぜつばう
)
した
者
(
もの
)
の
胸
(
むね
)
へは!……
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
すは
彼
(
あの
)
藥種屋
(
やくしゅや
)
……たしか
此邊
(
このあたり
)
に
住
(
す
)
んでゐる
筈
(
はず
)
……いつぞや
見
(
み
)
た
折
(
をり
)
は、
身
(
み
)
に
襤褸
(
つゞれ
)
を
着
(
ゆ
)
て
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“絶望”の解説
絶望(ぜつぼう)とは、希望のない様子を指す。英語ではディスペア(en: Despair)。
(出典:Wikipedia)
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“絶望”で始まる語句
絶望的
絶望気味