“水樽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずだる50.0%
みづだる50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあいだじゅうずっと、私は決して環付螺釘リング・ボールトを放しませんでした。兄はともの方にいて、船尾張出部のかごの下にしっかり結びつけてあった、小さなからになった水樽みずだるにつかまっていました。
水樽みづだるからになつて鐵車内てつしやない一隅いちぐうよこたはつた。一同いちどう最早もはや絶望ぜつばうきよくたつしたのである。