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村
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そん
ふりがな文庫
“
村
(
そん
)” の例文
まっ
白
(
しろ
)
で
雪
(
ゆき
)
のような
花
(
はな
)
さ。それが
満開
(
まんかい
)
の
時分
(
じぶん
)
はちょうど、一
村
(
そん
)
が
銀世界
(
ぎんせかい
)
となる。
中国
(
ちゅうごく
)
のいなかには、すももばかりの
村
(
むら
)
があるよ。
春さきの朝のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
五
百石
(
ひやくこく
)
でも
別當
(
べつたう
)
はこの
土地
(
とち
)
の
領主
(
りやうしゆ
)
で、
御前
(
ごぜん
)
と
呼
(
よ
)
ばれてゐた。
其
(
そ
)
の
下
(
した
)
に
代官
(
だいくわん
)
があつて、
領所
(
りやうしよ
)
三ヶ
村
(
そん
)
の
政治
(
せいぢ
)
を
執
(
と
)
つてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
娘
(
むすめ
)
の
訶良媛
(
からひめ
)
はお約束のとおり
必
(
かなら
)
ずあなたにさしあげます。また五か
村
(
そん
)
の私の領地も、娘に
添
(
そ
)
えて
献上
(
けんじょう
)
いたします。ただどうぞ、今しばらくお待ちくださいまし。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
お
品
(
しな
)
は
百姓
(
ひやくしやう
)
の
隙間
(
すきま
)
には
村
(
むら
)
から
豆腐
(
とうふ
)
を
仕入
(
しい
)
れて
出
(
で
)
ては二三ヶ
村
(
そん
)
を
歩
(
ある
)
いて
來
(
く
)
るのが
例
(
れい
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
此一家
(
このいつか
)
の
者
(
もの
)
すべて
篤実
(
とくじつ
)
なれば
耕織
(
かうしよく
)
を
勤行
(
よくつとめ
)
、
小農夫
(
こびやくしやう
)
なれども
貧
(
まづし
)
からず、
善男
(
よきせがれ
)
をもち
良娵
(
よきよめ
)
をむかへ
好孫
(
よきまご
)
をまうけたりとて一
村
(
そん
)
の人々
常
(
つね
)
に
羨
(
うらやみ
)
けり。かゝる
善人
(
ぜんにん
)
の
家
(
いへ
)
に天
災
(
わざはひ
)
を
下
(
くだ
)
ししは
如何
(
いかん
)
ぞや。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
村の若い者が借りて来て八ヶ
村
(
そん
)
九ヶ
村
(
そん
)
をこれ見よと
喚
(
わめ
)
いて
歩行
(
ある
)
いたものでしょう。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
馬籠
(
まごめ
)
の
村
(
むら
)
はづれには、
杉
(
すぎ
)
の
木
(
き
)
の
生
(
は
)
えた
澤
(
さは
)
を
境
(
さかひ
)
にしまして、
別
(
べつ
)
に
峠
(
たうげ
)
といふ
名前
(
なまへ
)
の
小
(
ちい
)
さな
村
(
むら
)
があります。この
峠
(
たうげ
)
に、
馬籠
(
まごめ
)
に、
湯舟澤
(
ゆぶねざは
)
と、それだけの
三
(
さん
)
ヶ
村
(
そん
)
を
一緒
(
いつしよ
)
にして
神坂村
(
みさかむら
)
と
言
(
い
)
ひました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼ら一
村
(
そん
)
の一ト旗組も、地理に明るいところから、
夜来
(
やらい
)
、幕軍の
落人狩
(
おちゅうどが
)
りの犬となって、あちこち獲物を求め歩いていたが、いま神童子越えの
字
(
あざ
)
“岩間”の山中まで来ると、先を歩いていた仲間が
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
植物学の大家として世界に其名を響かせていた理学博士のコックニー氏が
阿弗利加
(
アフリカ
)
大陸の探検を
了
(
お
)
えて自分の故郷のカンタブリア
村
(
そん
)
へ自分の息子のバルビューと一緒に永住の覚悟で移転して来たのは
物凄き人喰い花の怪
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一日に
五
(
ご
)
ヶ
村
(
そん
)
を受持ち
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「わずか十里の郊外、七
宝
(
ほう
)
村
(
そん
)
と申す静かなところですが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“村”の解説
村(むら、そん、en: village)とは、日本における普通地方公共団体の一つ。
(出典:Wikipedia)
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“村”を含む語句
村長
村里
此村
他村
山村
小村
村中
村外
藤村
村々
村端
村落
饗庭篁村
本村
村境
一村
金村
農村
郷村
水村
...