トップ
>
御飯
>
ごぜん
ふりがな文庫
“
御飯
(
ごぜん
)” の例文
少しばかりお恵みなすって下さい(
泣伏
(
なきふす
)
)
昨日
(
きのう
)
から子供達には未だ
御飯
(
ごぜん
)
を食べさせません、今朝程少しばかりお芋を買って食べさせましただけで
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ひよつと夕飯までに帰らなんだら、少し
御飯
(
ごぜん
)
を
扣
(
ひか
)
へて喰べとくがよい、腹のすいてる方がおいしいさかいな。
心の鬼
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
「もういいからお前もそこで
御飯
(
ごぜん
)
を食べるがいい。」
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「姐さん
御飯
(
ごぜん
)
のほうを御願いしますよ」
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
花「はい、決して背きませんが、
不束
(
ふつゝか
)
ものでございますから、宜く御用をお言い付けなすって下さいまし、漸く
御飯
(
ごぜん
)
は炊けるようになりました」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
御飯
(
ごぜん
)
も喰べたり喰べずぢやないか。
磯馴松
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
美「酔って居るからお止しなさいよ、
御飯
(
ごぜん
)
を食べさせて帰しましょう、酔って車ア挽けやしない、お内儀さんを
一寸
(
ちょっと
)
呼んで、別に車を誂えましょう」
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何うも閑で仕様のねえ
処
(
とこ
)
へ
言値
(
いいね
)
で乗っておくんなすって、おまけにお酒やなんかア、まアおいしい物で
御飯
(
ごぜん
)
を頂くなんてえ、こんな間の好い事はねえ
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
前
(
まえ
)
が
何
(
ど
)
うも
麪桶
(
めんつう
)
代
(
がは
)
りに
砂張
(
すばり
)
の
建水
(
みづこぼし
)
を
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
るので感心したから、
残余肴
(
あまりもの
)
だが
参州味噌
(
さんしゆうみそ
)
のお
汁
(
しる
)
もあるから、チヨツと
膳
(
ぜん
)
で
御飯
(
ごぜん
)
を
上
(
あ
)
げたい、さア
家内
(
うち
)
へ
上
(
あが
)
つてね
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
へえゝ
釣堀
(
つりぼり
)
さまとは。小「
何
(
なん
)
だね
釣堀
(
つりぼり
)
だね。梅「
有難
(
ありがた
)
い……
私
(
わたし
)
は二十一
日
(
にち
)
御飯
(
ごぜん
)
を
食
(
た
)
べないので、
腹
(
はら
)
の
空
(
へ
)
つたのが
通
(
とほ
)
り
過
(
す
)
ぎた
位
(
くらゐ
)
なので、小「ぢやア
合乗
(
あひの
)
りで
往
(
ゆ
)
かう。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御飯
(
ごぜん
)
も
喫
(
た
)
べてから昼寝をしようかと思いますと、
折悪
(
おりあしゅ
)
うドードッと車軸を流すばかりの
強雨
(
おおぶり
)
と成りましたから立つ事が出来ません、其の
中
(
うち
)
に
彼
(
あ
)
の辺は筑波は近し
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
織江殿は娘を連れて此の茶屋の二階へ
上
(
あが
)
り、
御酒
(
ごしゅ
)
は飲みませんから
御飯
(
ごぜん
)
を上っていました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
前
(
まへ
)
は
眼
(
め
)
が
開
(
あ
)
いてちよいと
子柄
(
こがら
)
を
上
(
あ
)
げたよ、
本当
(
ほんたう
)
にまア
見違
(
みちが
)
いちまつたよ、一人で
来
(
き
)
たのかい、なに
近江屋
(
あふみや
)
の
旦那
(
だんな
)
を、ムヽ
失
(
はぐ
)
れて、
然
(
さ
)
うかい、ぢやア
何処
(
どこ
)
かで
御飯
(
ごぜん
)
を
食
(
た
)
べたいが
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の日芸者小兼は早く起きて白金の
清正公様
(
せいしょうこうさま
)
へお
詣
(
まいり
)
に
行
(
ゆ
)
きました。一体芸者
衆
(
しゅ
)
は朝寝ですが、其の日は心がけて早く起き、まだ下女が
焚付
(
たきつ
)
けて居て
御飯
(
ごぜん
)
も出来ないくらいの所へ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
喧嘩のけの字も申しませんゆえ
何卒
(
どうぞ
)
お許し遊ばして、
御飯
(
ごぜん
)
を
喰
(
あが
)
って下さいまし、手を下さずとも親を乾し殺すも同様であるとの御一言は、文治郎身を斬られるより
辛
(
つろ
)
うございます
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
へい/\
畏
(
かしこま
)
りました。
是
(
これ
)
から湯に
這入
(
はい
)
る、
御膳
(
ごぜん
)
が出る、お
汁
(
しる
)
も
向附
(
むかうづけ
)
も
皆
(
みな
)
茗荷尽目
(
めうがづくめ
)
。客「ハア
妙
(
めう
)
な
家
(
うち
)
だ。と思ひながら
御飯
(
ごぜん
)
を
済
(
す
)
まして
褥
(
ねどこ
)
に
就
(
つ
)
く。
翌朝
(
よくてう
)
になると
早々
(
さう/\
)
に
彼
(
か
)
の
客人
(
きやくじん
)
は立つて
了
(
しま
)
つた。 ...
(和)茗荷
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
へい/\もう
姓名
(
なまへ
)
を
申
(
まう
)
すのは、お
恥
(
はづ
)
かしうて
申
(
まう
)
せませぬが、
斯様
(
かやう
)
に
御親切
(
ごしんせつ
)
に
上
(
うへ
)
へ
上
(
あ
)
げて、
御飯
(
ごぜん
)
まで
下
(
くだ
)
さる
貴方様
(
あなたさま
)
のことでございますから、
隠
(
かく
)
さず
申上
(
まうしあ
)
げますが、
私
(
わたくし
)
は
芝片門前
(
しばかたもんぜん
)
に
居
(
を
)
りました
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
ど
)
うかして
薄
(
うす
)
くとも見えるやうにして
上
(
あ
)
げたいと思つて、
茅場町
(
かやばちやう
)
の
薬師
(
やくし
)
さまへ
願掛
(
ぐわんが
)
けをして、
私
(
わたし
)
は
手探
(
てさぐ
)
りでも
御飯
(
ごぜん
)
ぐらゐは
炊
(
た
)
けますから、
私
(
わたし
)
の
眼
(
め
)
を
潰
(
つぶ
)
しても
梅喜
(
ばいき
)
さんの
眼
(
め
)
を
明
(
あ
)
けて
下
(
くだ
)
さるやう
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
なに
)
もないホンの
残余肴
(
あまりもの
)
だが
御飯
(
ごぜん
)
も
喫
(
た
)
べて
下
(
くだ
)
さい、さア
此処
(
これ
)
へお
入
(
はい
)
り…。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二階では渡邊織江が娘お竹と
御飯
(
ごぜん
)
が済んで
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“御飯”で始まる語句
御飯焚
御飯炊
御飯時
御飯粒
御飯炊奉公