“御飯炊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごぜんたき50.0%
ごはんたき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤野屋のお嬢様はこれから十五日まで樽屋久八のうち御飯炊ごぜんたきの稽古を致して居ましたが、て十二月十五日となりますと、女親は妙なもので
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
久「へい、それはおたく御飯炊ごぜんたきですか、の人は男振は宜しゅうございますが、何しろ真黒に成って働きますから、紺屋こうやなら真青まっさおだが、炭屋だから真黒でどうも」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ナーニ旦那お一人きりでお留守番の外に用はないと言いますから此方こちらへ上りましたが、御飯炊ごはんたきや副食物拵えはとても出来ません
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「もう一人お富さんといふ御飯炊ごはんたきが居りますが、父親が病氣で三日ばかり前から葛飾かつしかの在所へ歸つて居ります」