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度
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と
ふりがな文庫
“
度
(
と
)” の例文
お
爺
(
じい
)
さま、
何
(
ど
)
うぞ
私
(
わたくし
)
に
一
(
ひと
)
つの
御神鏡
(
ごしんきょう
)
を
授
(
さず
)
けて
戴
(
いただ
)
き
度
(
と
)
う
存
(
ぞん
)
じます。
私
(
わたくし
)
はそれを
御神体
(
ごしんたい
)
としてその
前
(
まえ
)
で
精神
(
せいしん
)
統一
(
とういつ
)
の
修行
(
しゅぎょう
)
を
致
(
いた
)
そうと
思
(
おも
)
います。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ただ一つ永久のお
訣
(
わか
)
れに、わたくしがあのとき呼び得なかった心からのお願いを今、呼ばして頂き
度
(
と
)
うございます。それでは呼ばせて頂きます。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「私も秀子の為に是非お願い申上げ
度
(
と
)
うございます。お母さん、一遍お会い下されば直ぐにお気に召しますわ」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
宗「私はお願いがありますが、旦那さまには
永々
(
なが/\
)
御厄介に相成りましたが、私は羽生村へ帰り
度
(
と
)
うございます」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「つきましては、御腰元の中から手本になる方を一人拝借いたし
度
(
と
)
う御座いますが」
奇談クラブ〔戦後版〕:02 左京の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「三
度
(
と
)
でえゝんだつけかな」
婆
(
ばあ
)
さんの
前
(
まへ
)
へ
坐
(
すわ
)
つた
一人
(
ひとり
)
は
後
(
うしろ
)
の
方
(
はう
)
を
向
(
む
)
いていつて
彼
(
かれ
)
は
不器用
(
ぶきよう
)
な
紙捻
(
こより
)
を
拵
(
こしら
)
へて
其
(
そ
)
の
先
(
さき
)
を
茶碗
(
ちやわん
)
の
水
(
みづ
)
へ
浸
(
ひた
)
して三
度
(
ど
)
丁寧
(
ていねい
)
に
掻
(
か
)
き
廻
(
まは
)
して
其
(
そ
)
の
儘
(
まゝ
)
紙捻
(
こより
)
を
水
(
みづ
)
に
浸
(
ひた
)
して
置
(
お
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぶしつけの段はお許しが願い
度
(
と
)
う
厶
(
ござ
)
る。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
變改
(
へんがい
)
してと言はれて忠兵衞
度
(
と
)
胸
(
むね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
若
(
も
)
しもあの
懐剣
(
かいけん
)
が、
私
(
わたくし
)
の
墓
(
はか
)
に
収
(
おさ
)
めてあるものなら、どうぞこちらに
取寄
(
とりよ
)
せて
戴
(
いただ
)
きたい。
生前
(
せいぜん
)
と
同様
(
どうよう
)
あれを
守刀
(
まもりがたな
)
に
致
(
いた
)
し
度
(
と
)
うございます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
筆「お
父様
(
とうさま
)
、
私
(
わたくし
)
は一生懸命に神信心をして上手に成ってお父様のお手助けをいたし
度
(
と
)
うございますから御心配なく、来年の夏迄には
屹度
(
きっと
)
一人前に成りますから」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「松浦さんにお目にかゝり
度
(
と
)
うございます」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
私
(
わたくし
)
はただ
自分
(
じぶん
)
が
伺
(
うかが
)
いましたままをお
伝
(
つた
)
えする
丈
(
だけ
)
でございますから、その
点
(
てん
)
はよくよくお
含
(
ふく
)
みの
上
(
うえ
)
で
取拾
(
しゅしゃ
)
して
戴
(
いただ
)
き
度
(
と
)
う
存
(
ぞん
)
じます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
妻「
私
(
わたくし
)
も然う思って居ますよ、ねえ姉さん此の儘にずるずるベッタリ
家
(
うち
)
の娘に成ってお呉れなら養子をして安心を致しますから、
何卒
(
どうぞ
)
然うして貰い
度
(
と
)
うございます」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お礼にも
都度
(
つど
)
/\
上
(
あが
)
り
度
(
と
)
う存じますが何分貧乏暇なしで
遂々
(
つい/\
)
御無沙汰勝に相成って済みません
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
花「私共はおいでの事を知って参りましたものですが、一寸お目にかゝり
度
(
と
)
うございます」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
圖「でもございましょうが、
切
(
せ
)
めて一杯召上って
私
(
わたくし
)
へ頂戴致し
度
(
と
)
う」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
どうか
両人
(
ふたり
)
の怨みを晴して遣り
度
(
と
)
うございます
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“度”を含む語句
態度
目出度
度々
芽出度
今度
二度
程度
毎度
百度
屹度
法度
再度
見度
一度
幾度
恰度
仕度
度胸
度外
数度
...