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再度
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さいど
ふりがな文庫
“
再度
(
さいど
)” の例文
ひしがるゝとも
覺
(
おぼ
)
え
無事
(
なきこと
)
は申上難く候と言ひ
募
(
つの
)
るにぞ然ば猶後日の調べと
再度
(
さいど
)
一
同
(
どう
)
下
(
さげ
)
られ長庵三次の兩人は又も
獄屋
(
ごくや
)
へ引れける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この話からおすと、セキストン伯爵は、
再度
(
さいど
)
、探険船を用意して、いま恐竜島の附近の海面までのりつけたものらしい。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そして途中で
伊勢
(
いせ
)
のお宮におまいりになって、おんおば上の
倭媛
(
やまとひめ
)
に
再度
(
さいど
)
のお別れをなさいました。そのとき命はおんおば上に向かっておっしゃいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「
何
(
ど
)
うしませう」と
啜
(
すゝ
)
り
泣
(
な
)
いた。
宗助
(
そうすけ
)
は
再度
(
さいど
)
の
打撃
(
だげき
)
を
男
(
をとこ
)
らしく
受
(
う
)
けた。
冷
(
つめ
)
たい
肉
(
にく
)
が
灰
(
はひ
)
になつて、
其灰
(
そのはひ
)
が
又
(
また
)
黒
(
くろ
)
い
土
(
つち
)
に
和
(
くわ
)
する
迄
(
まで
)
、
一口
(
ひとくち
)
も
愚癡
(
ぐち
)
らしい
言葉
(
ことば
)
は
出
(
だ
)
さなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
私
(
わたくし
)
の
考
(
かんがへ
)
では
今日
(
こんにち
)
學生
(
がくせい
)
に
物
(
もの
)
を
教
(
をし
)
ゆるにしても、一
度
(
ど
)
教
(
をし
)
へて
忘
(
わす
)
れた
處
(
ところ
)
があれば、
再度
(
さいど
)
教
(
をし
)
へる、
又
(
また
)
忘
(
わす
)
れた
所
(
ところ
)
があれば
又
(
また
)
教
(
をし
)
へるといふやうな
教授法
(
けうじゆはふ
)
では
中々
(
なか/\
)
其
(
そ
)
の
成効
(
せいかう
)
が
覺束
(
おぼつか
)
ないと
思
(
おも
)
ひます。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
▼ もっと見る
中々
(
なか/\
)
大人
(
たいじん
)
は知らん
処
(
ところ
)
へ
御来臨
(
ごらいりん
)
のない事は
存
(
ぞん
)
じて
居
(
を
)
りましたが、一
度
(
ど
)
にても先生の
御入来
(
おいで
)
がないと
朋友
(
ほういう
)
の
前
(
まへ
)
も
実
(
じつ
)
に
外聞
(
ぐわいぶん
)
悪
(
わる
)
く思ひます所から、
御無礼
(
ごぶれい
)
を
顧
(
かへり
)
みず
再度
(
さいど
)
書面
(
しよめん
)
を
差上
(
さしあ
)
げましたが
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
再度
(
さいど
)
の努力に新しくされた希望が續いた。最初のときと同じやうに、數週間はその希望は輝いてゐた。けれども同じやうに
光薄
(
ひかりうす
)
れ
色褪
(
いろあ
)
せて行つた。一行も一言も私には屆かなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
多少
(
たしょう
)
の
再度
(
さいど
)
の
内省
(
ないせい
)
と
分析
(
ぶんせき
)
とはあっても、たしかにこのとおりその時
心象
(
しんしょう
)
の中に
現
(
あら
)
われたものである。ゆえにそれは、どんなに
馬鹿
(
ばか
)
げていても、
難解
(
なんかい
)
でも
必
(
かなら
)
ず心の
深部
(
しんぶ
)
において
万人
(
ばんにん
)
の
共通
(
きょうつう
)
である。
『注文の多い料理店』新刊案内
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
再度
(
さいど
)
の
御親書
(
ごしんしよ
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
申
掛
(
かけ
)
再度
(
さいど
)
忠兵衞夫婦に
罪科
(
ざいくわ
)
を負せんと致したれ共既に其方の申口相違致したるに付
流石
(
さすが
)
に
申論
(
まうしろん
)
ずる事能はず
恐
(
おそ
)
れ入たるには非ずや然る上からは一事が萬事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
魚眼
(
ぎょがん
)
レンズを
透
(
とお
)
した写真を調べてみるまでもなく、大声をあげたりして、もう
明瞭
(
めいりょう
)
な失敗をしたQX30だった。もう
再度
(
さいど
)
、生きて此のレビュー館は出られなくなった。
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
上
(
あげ
)
夫
(
をつと
)
の
惡名
(
あくみやう
)
を
雪
(
すゝ
)
ぎ度とは思へども清右衞門は
段々
(
だん/\
)
意見をなし兎に角に
假令
(
たとへ
)
再度
(
さいど
)
御調べを願ふとも是と云
證據
(
しようこ
)
も有ねば
公儀
(
おかみ
)
に於ても
詮方
(
せんかた
)
なし先々夫迄の天命なりと
諦
(
あきら
)
め道十郎殿の
紀念
(
かたみ
)
に殘せし道之助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“再度”の意味
《名詞・形容動詞》
再び。二度。
(出典:Wiktionary)
再
常用漢字
小5
部首:⼌
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“再度”で始まる語句
再度生
再度山