“深部”の読み方と例文
読み方割合
しんぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多少たしょう再度さいど内省ないせい分析ぶんせきとはあっても、たしかにこのとおりその時心象しんしょうの中にあらわれたものである。ゆえにそれは、どんなに馬鹿ばかげていても、難解なんかいでもかならず心の深部しんぶにおいて万人ばんにん共通きょうつうである。
「その代り、病気を深部しんぶに追いこんだことになるかも知れんね。」
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)