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趣向
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しゆこう
かういふ
歌になると、
先の
話の
調子でいふと、
或は
趣向をもつていつた
歌だとおもふ
方があるかも
知れません。
先方は
公立なりとて
同じ
唱歌も
本家のやうな
顏をしおる、
去年も
一昨年も
先方には
大人の
末社がつきて、まつりの
趣向も
我れよりは
花を
咲かせ、
喧嘩に
手出しのなりがたき
仕組みも
有りき
と考へ
夫々趣向をいたし、
一々口分にして
番号札を
附け、ちやんと
棚へ、
何商法でもお
好次第の
世辞があるといふ
迄に準備が
出来た、
之で開店するといふのだが、
何うも
家屋の
構造が
六かしい
殊に、
二番めの
句、
三番めの
句に、
注意なさい。おなじく
趣向を
凝したところはあつても、さくら
田への
方は、いかにもすっきりと、
頭に
響くように
出來てゐます。
霜月の
酉には
論なく
門前の
明地に
簪の
店を
開き、
御新造に
手拭ひかぶらせて
縁喜の
宜いのをと
呼ばせる
趣向、はじめは
恥かしき
事に
思ひけれど、
軒ならび
素人の
手業にて
莫大の
儲けと
聞くに
どちらも
今日から
見ると、
少しおもしろみが
勝ち
過ぎました。
趣向を
凝してゐるところが
露骨に
見えるが、
赤人の
方は、よく
讀み
返して
見ると、いかにもごた/\してゐるでせう。
二十日はお
祭りなれば
心一ぱい
面白い
事をしてと
友達のせがむに、
趣向は
何なりと
各自に
工夫して
大勢の
好い
事が
好いでは
無いか、
幾金でもいゝ
私が
出すからとて
例の
通り
勘定なしの
引受けに
“趣向”の意味
《名詞》
趣向(しゅこう)
趣。趣意。
《動詞》
趣向(しゅこう)-する
(context、dated)何かを目指して向かって行くこと。
趣などを出すために工夫すること。また、その工夫。
(出典:Wiktionary)