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與
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とも
ふりがな文庫
“
與
(
とも
)” の例文
新字:
与
金錢のみ人を富ますものに非ず、權勢のみ人を貴くするものに非ず、爾の胸に王國を認むるものにして、初めて
與
(
とも
)
に美的生活を語るべけむ。
美的生活を論ず
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
さてある時端なく一の思想の浮び出づるに逢ひて、これと
與
(
とも
)
に曾て聞ける歌、曾て聞ける韻語を
憶
(
おも
)
ひ得給ひしことはあらずや。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
景公
(
けいこう
)
、
穰苴
(
じやうしよ
)
を
召
(
め
)
して
與
(
とも
)
に
兵事
(
へいじ
)
を
語
(
かた
)
り、
大
(
おほい
)
に
之
(
これ
)
を
説
(
よろこ
)
び、
以
(
もつ
)
て
將軍
(
しやうぐん
)
と
爲
(
な
)
し、
兵
(
へい
)
を
將
(
ひき
)
ゐて
燕
(
えん
)
・
晉
(
しん
)
の
師
(
し
)
を
扞
(
ふせ
)
がしむ。
穰苴
(
じやうしよ
)
曰
(
いは
)
く
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
或は
上士
(
じょうし
)
と
下士
(
かし
)
との
軋轢
(
あつれき
)
あらざれば、士族と平民との間に敵意ありて、いかなる旧藩地にても、士民共に利害
栄辱
(
えいじょく
)
を
與
(
とも
)
にして、公共のためを
謀
(
はか
)
る者あるを聞かず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
この幾千萬篇か知れぬ戲曲は、戲曲の體裁として作者自らが評論の詞をば
揷
(
さしはさ
)
まざりしならん、皆所謂沒理想なりしならん。さるに
彼
(
かの
)
數百千家はその名、骨と
與
(
とも
)
に朽ちぬ。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
如何
(
いかん
)
となれば、
乘客等
(
じようかくら
)
は
爾
(
しか
)
く
身
(
み
)
を
殺
(
ころ
)
して
仁
(
じん
)
を
爲
(
な
)
さむとせし、
此
(
この
)
大聖人
(
だいせいじん
)
の
徳
(
とく
)
の
宏大
(
くわうだい
)
なる、
天
(
てん
)
は
其
(
そ
)
の
報酬
(
はうしう
)
として
渠
(
かれ
)
に
水難
(
すゐなん
)
を
與
(
あた
)
ふべき
理由
(
いはれ
)
のあらざるを
斷
(
だん
)
じ、
恁
(
かゝ
)
る
聖僧
(
せいそう
)
と
與
(
とも
)
にある
者
(
もの
)
は、
此
(
この
)
結縁
(
けちえん
)
に
因
(
よ
)
りて
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
わが行くところの道は、二月の前にフエデリゴ、サンタの二人と
與
(
とも
)
に行きし道なりき。モラの旅亭に來て見れば、柑子の林は今花の眞盛なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
君
(
きみ
)
因
(
よ
)
つて
呉起
(
ごき
)
を
召
(
め
)
して
(一〇二)
與
(
とも
)
に
歸
(
かへ
)
り、
即
(
すなは
)
ち
(一〇三)
公主
(
こうしゆ
)
をして
怒
(
いか
)
つて
君
(
きみ
)
を
輕
(
かろ
)
んぜしめよ。
呉起
(
ごき
)
、
公主
(
こうしゆ
)
の・
君
(
きみ
)
を
賤
(
いや
)
しむを
見
(
み
)
ば、
則
(
すなは
)
ち
必
(
かなら
)
ず
辭
(
じ
)
せん
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
一、人の世を渡るはなお舟に
乗
(
のっ
)
て海を渡るがごとし。舟中の人もとより舟と共に運動を
與
(
とも
)
にすといえども、
動
(
やや
)
もすれば
自
(
みず
)
から運動の
遅速
(
ちそく
)
方向に
心付
(
こころづ
)
かざること多し。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
異事
(
いじ
)
の
與
(
とも
)
に
計
(
けい
)
を
同
(
おな
)
じうするを
規
(
はか
)
り、
異人
(
いじん
)
の
與
(
とも
)
に
行
(
おこなひ
)
を
同
(
おな
)
じうするを
譽
(
ほ
)
めば、
則
(
すなは
)
ち
以
(
もつ
)
て
之
(
これ
)
を
飾
(
かざ
)
つて・
傷
(
そこな
)
ふ
無
(
な
)
かれ。
與
(
とも
)
に
失
(
しつ
)
を
同
(
おな
)
じうする
有
(
あ
)
らば、
則
(
すなは
)
ち
明
(
あきら
)
かに
其
(
そ
)
の
失
(
しつ
)
無
(
な
)
きを
飾
(
かざ
)
れ。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
孫臏
(
そんびん
)
、
(二〇)
刑徒
(
けいと
)
を
以
(
もつ
)
て
陰
(
ひそか
)
に
見
(
み
)
て
齊
(
せい
)
の
使
(
つかひ
)
に
説
(
と
)
く。
齊
(
せい
)
の
使
(
つかひ
)
、
以
(
もつ
)
て
奇
(
き
)
と
爲
(
な
)
し、
竊
(
ひそか
)
に
載
(
の
)
せて
與
(
とも
)
に
齊
(
せい
)
に
之
(
ゆ
)
く。
齊
(
せい
)
の
將
(
しやう
)
・
田忌
(
でんき
)
、
(二一)
善
(
よみ
)
して
之
(
これ
)
を
(二二)
客待
(
かくたい
)
す。
忌
(
き
)
數〻
(
しばしば
)
齊
(
せい
)
の
諸公子
(
しよこうし
)
と
(二三)
驅逐重射
(
くちくちようせき
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
與
部首:⾅
14画
“與”を含む語句
關與
遞與
與吉
與太郎
與兵衞
猶與
伊與
分與
貸與
與力
吟味與力
多與里
與力等
與奪
與市兵衞
與市
與左吉
與太
黨與
與太坊
...