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海水
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かいすい
ふりがな文庫
“
海水
(
かいすい
)” の例文
つまり
河流
(
かりゆう
)
と
上汐
(
あげしほ
)
とが
河口
(
かこう
)
で
暫時
(
ざんじ
)
戰
(
たゝか
)
つて、
遂
(
つひ
)
に
上汐
(
あげしほ
)
が
勝
(
かち
)
を
占
(
し
)
め、
海水
(
かいすい
)
の
壁
(
かべ
)
を
築
(
きづ
)
きながらそれが
上流
(
じようりゆう
)
に
向
(
むか
)
つて
勢
(
いきほひ
)
よく
進行
(
しんこう
)
するのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
最早
(
もはや
)
疑
(
うたが
)
ふ
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ぬ、
海蛇丸
(
かいだまる
)
は
今
(
いま
)
や
立浪
(
たつなみ
)
跳
(
をど
)
つて
海水
(
かいすい
)
淺
(
あさ
)
き、
此
(
この
)
海上
(
かいじやう
)
で
我
(
わ
)
が
弦月丸
(
げんげつまる
)
を
一撃
(
いちげき
)
の
下
(
もと
)
に
撃沈
(
げきちん
)
せんと
企圖
(
くわだ
)
てゝ
居
(
を
)
るのだ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
風土記の成りし頃は
海水
(
かいすい
)
の
入
(
い
)
り
込
(
こ
)
み方今日よりは深かりしなるべきも、岡の下迄は達せざりしならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
即
(
すなは
)
ち
海水
(
かいすい
)
が
段々
(
だん/\
)
狹
(
せま
)
くなる
港灣
(
こうわん
)
に
流
(
なが
)
れ
込
(
こ
)
むことになり、
隨
(
したが
)
つて
沖合
(
おきあひ
)
では
高
(
たか
)
さ
僅
(
わづか
)
に
一二尺
(
いちにしやく
)
にすぎなかつた
津浪
(
つなみ
)
も、
港灣
(
こうわん
)
の
奧
(
おく
)
に
於
(
おい
)
ては
數十尺
(
すうじつしやく
)
の
高
(
たか
)
さとなるのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
海
(
うみ
)
の
面
(
おもて
)
は
瀧壺
(
たきつぼ
)
のやうに
泡立
(
あわだ
)
つて、
酷
(
ひど
)
いも
酷
(
ひど
)
くないも、
私
(
わたくし
)
と
少年
(
せうねん
)
とは、
頭
(
あたま
)
を
抱
(
かゝ
)
へて、
艇
(
てい
)
の
底
(
そこ
)
へ
踞
(
うづくま
)
つてしまつたが、
其爲
(
そのため
)
に、
昨夜
(
さくや
)
海水
(
かいすい
)
に
浸
(
ひた
)
されて、
今
(
いま
)
漸
(
やうや
)
く
乾
(
かわ
)
きかけて
居
(
を
)
つた
衣服
(
きもの
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
今
(
いま
)
私
(
わたくし
)
の
想像
(
さうぞう
)
するが
如
(
ごと
)
く
秘密造船所
(
ひみつざうせんじよ
)
が
全
(
まつた
)
く
海水
(
かいすい
)
の
爲
(
た
)
めに
破壞
(
はくわい
)
されて、十二の
樽
(
たる
)
が
其
(
その
)
一個
(
いつこ
)
でも
流失
(
りうしつ
)
したものならば、
吾等
(
われら
)
は
最早
(
もはや
)
本島
(
ほんたう
)
から
一尺
(
いつしやく
)
も
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
る
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ないのです、
左樣
(
さやう
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
この
時
(
とき
)
に
起
(
おこ
)
つた
大氣
(
たいき
)
の
波動
(
はどう
)
は
世界
(
せかい
)
を
三週半
(
さんしゆうはん
)
する
迄
(
まで
)
追跡
(
ついせき
)
し
得
(
え
)
られ、
海水
(
かいすい
)
の
動搖
(
どうよう
)
は
津浪
(
つなみ
)
として
全地球上
(
ぜんちきゆうじよう
)
殆
(
ほと
)
んど
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
で
觀測
(
かんそく
)
せられた。また
大氣中
(
たいきちゆう
)
に
混入
(
こんにゆう
)
した
灰塵
(
かいじん
)
は
太陽
(
たいよう
)
を
赤色
(
せきしよく
)
に
見
(
み
)
せること
數週間
(
すうしゆうかん
)
に
及
(
およ
)
んだ。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“海水”の解説
海水(かいすい)とは、海の水のこと。水を主成分とし、3.5 %程度の塩(えん)、微量金属から構成される。
地球上の海水の量は約13.7億 km
3
で、地球上の水分の97 %を占める。密度は1.02 - 1.035 g/cm
3
。
海水温
(出典:Wikipedia)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“海水”で始まる語句
海水浴
海水浴場
海水中
海水面
海水帽
海水靴
海水出入孔
海水浴協会