“かいすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海水57.1%
快睡42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風土記の成りし頃は海水かいすいみ方今日よりは深かりしなるべきも、岡の下迄は達せざりしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
すなは海水かいすい段々だん/\せまくなる港灣こうわんながむことになり、したがつて沖合おきあひではたかわづか一二尺いちにしやくにすぎなかつた津浪つなみも、港灣こうわんおくおいては數十尺すうじつしやくたかさとなるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
主人の愚痴ぐちを案じあったが、枕につくや、秀吉の高いびきに変りはなく、憂うるをやめよ、といわぬばかりに、快睡かいすいわずかとき、天もまだほの暗い早暁にここを立ち、その日のうちに、第一梯団ていだん
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)