“梯団”の読み方と例文
読み方割合
ていだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四つ位の梯団ていだんであるらしい。最も近かったのは、どこか場所は分らないが、どこん、どこん、どこん、と続けざまに爆声聞え、壕の板がびりびりと鳴りひびいた。
海野十三敗戦日記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
主人の愚痴ぐちを案じあったが、枕につくや、秀吉の高いびきに変りはなく、憂うるをやめよ、といわぬばかりに、快睡かいすいわずかとき、天もまだほの暗い早暁にここを立ち、その日のうちに、第一梯団ていだん
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)