正確せいかく)” の例文
ぼくは、そういわれると、さすがに、はずかしくなりました。ちち自慢じまんした時計とけいが、やはり正確せいかくでなかったのかとおもったのであります。
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
たいコスモポリタンといふ言葉ことば正確せいかく意義いぎはどういふのだらう。わたしには疑問ぎもんおこつた。そこで『井上ゐのうへ英和辭典えいわじてん』をいてると、うある。
「むろん、時計とけい正確せいかくでなくてはいけないよ。だが、ぼくは、この部屋へやにいつでもひとりでしずかにいたいのだ。だれもはいってこないように気をつけてもらいたいね」
最初さいしよドードてうは、いついて競爭レース進路コースさだめました、(「かたち正確せいかくでなくてもかまはない」とドードてうひました)それから其處そこた一たいのものがみン
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
だれもかれもダンスを習った者はなかったが、アルキシーとバンジャメンは一度ミルコロンヌで婚礼こんれい舞踏会ぶとうかいへ行って、コントルダンスのしかただけ多少正確せいかく記憶きおくしていた。
まへべたとほり、初期微動しよきびどう繼續時間けいぞくじかん震原距離しんげんきより計算けいさん利用りようられる。この繼續時間けいぞくじかん正確せいかくなるあたひ地震計ぢしんけい觀測かんそくによつてはじめてわかることであるけれども、概略がいりやくあたひ暗算あんざんによつてもる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
外国製がいこくせい正確せいかく時計とけいとばかりしんじて、ラジオのほうをちがっているとおもったのですが、いまると、やはり、おくれているんです。」
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこ彼等かれらあいちやんに爭論さうろん繰返くりかへしてかせました、みんながのこらず各々おの/\一時いちじはなすので、それを一々いち/\正確せいかくることは、あいちやんにとつて非常ひじよう困難こんなんでありました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
A ナニそんなことはどうでもいゝ。計數けいすう正確せいかくところおれはなし特色とくしよくだ。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
「ばか、あれは、機械きかいがいいのだ。この時計とけいなんかとくらべものにならぬほど正確せいかくなんだ。」と、にいさんは、自分じぶん時計とけいをながめました。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
時計とけいすら、数字すうじきざんであるものよりは、日時計ひどけいのほうが、正確せいかくだといって、ふねかたちをした、日時計ひどけい日当ひあたりにして、帆柱ほばしらのような
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼくはまいにち、となりしんちゃんと、学校がっこうへいきます。ぼくは、時計屋とけいやまえとおって、おおきな時計とけいるのがすきです。その時計とけいは、時刻じこく正確せいかくでした。
僕の通るみち (新字新仮名) / 小川未明(著)
「この時計とけいも、あすこの露店ろてんったのだ。スイスせいのなかなか正確せいかくなやつで。」と、おじさんは、時計とけいをうでからはずして、ぼくたちにせました。
緑色の時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「それは、正確せいかくでしょうよ。おとうさんが、外国製がいこくせいのいい時計とけいだと、いつもほめていらしたのですから。」
時計と窓の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)