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日曜
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にちよう
ふりがな文庫
“
日曜
(
にちよう
)” の例文
「
私
(
わたし
)
は、
何町
(
なにまち
)
、
何番地
(
なんばんち
)
のだれというものじゃ。
今度
(
こんど
)
の
日曜
(
にちよう
)
にでも
坊
(
ぼう
)
は
遊
(
あそ
)
びにおいで。」と、おじいさんは
立
(
た
)
ち
去
(
さ
)
るときにいいました。
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
糟谷はその
後
(
ご
)
日曜
(
にちよう
)
たびにかならず
上京
(
じょうきょう
)
しておった。かくべつ用がなくても上京しておった。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
なにしろ、きょうは
聖母
(
せいぼ
)
さまの日だろう、聖母さまが
幼子
(
おさなご
)
キリストさまの
肌着
(
はだぎ
)
をせんたくして、かわかそうという日だからね。ところが、あしたの
日曜
(
にちよう
)
には、お
客
(
きゃく
)
さんがおおぜいくる。
ブレーメンの音楽師
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
種々
(
いろ/\
)
の
事
(
こと
)
を
思
(
おも
)
ふたと
思
(
おぼ
)
し
召
(
め
)
せ、
學校
(
がくかう
)
にては
物
(
もの
)
も
言
(
い
)
ひましたろ、
顏
(
かほ
)
も
見
(
み
)
ましたろ、
夫
(
そ
)
れだけでは
面白
(
おもしろ
)
う
無
(
な
)
うて
心
(
こゝろ
)
いられのするに、
日曜
(
にちよう
)
の
時
(
とき
)
は
其家
(
そのや
)
の
前
(
まへ
)
の
川
(
かは
)
へ
必
(
かな
)
らず
釣
(
つり
)
をしに
行
(
ゆ
)
きましたさうな
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
日曜
(
にちよう
)
の
午前
(
ごぜん
)
でした。
空
(
そら
)
は、
曇
(
くも
)
っていました。どうしたことか、このごろは、
晴
(
は
)
れたり、
降
(
ふ
)
ったりして、おかしな
天気
(
てんき
)
がつづくのでした。
真昼のお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
よせ/\じつと
眺
(
なが
)
められて
棚
(
たな
)
おろしでも
始
(
はじ
)
まつては
溜
(
たま
)
らぬ、
斯
(
か
)
う
見
(
み
)
えても
僕
(
ぼく
)
は
官員
(
くわんいん
)
だといふ、
嘘
(
うそ
)
を
仰
(
おつ
)
しやれ
日曜
(
にちよう
)
のほかに
遊
(
あそ
)
んであるく
官員樣
(
くわんいんさま
)
があります
物
(
もの
)
か、
力
(
りき
)
ちやんまあ何でいらつしやらうといふ
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
正
(
しょう
)
ちゃん、
僕
(
ぼく
)
、よく
釣
(
つ
)
れるところをきいたから、こんどの
日曜
(
にちよう
)
にゆかない。」と、
話
(
はなし
)
をそらしました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢二
(
けんじ
)
は、
明日
(
あす
)
の
日曜
(
にちよう
)
には、
新
(
あたら
)
しく
買
(
か
)
ってもらった、
大
(
おお
)
きなたこを
上
(
あ
)
げるのを
楽
(
たの
)
しみにしているのでした。
北風にたこは上がる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正
(
しょう
)
ちゃんは、いつも
日曜
(
にちよう
)
は、
朝
(
あさ
)
がおそいのを
知
(
し
)
っていました。それをうっかりして、いつもと
同
(
おな
)
じような
気
(
き
)
になって、三
人
(
にん
)
で、八
時
(
じ
)
から
釣
(
つ
)
りにいく
約束
(
やくそく
)
をしたのでした。
お母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日曜
(
にちよう
)
の
日
(
ひ
)
には、もも
子
(
こ
)
さんが、きた
人
(
ひと
)
のお
取
(
と
)
り
次
(
つ
)
ぎをしました。そして、
午後
(
ごご
)
のことであります。
夕雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
日曜
(
にちよう
)
は、
昼間
(
ひるま
)
もあるし、それに、こんどは、おもしろいという
話
(
はなし
)
だから、いってみない?」
愛は不思議なもの
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「なんでもないよ。
今度
(
こんど
)
の
日曜
(
にちよう
)
に、
動物園
(
どうぶつえん
)
でもいってみない?」と、
正吉
(
しょうきち
)
が、いうと
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
日曜
(
にちよう
)
の
午前
(
ごぜん
)
でした。
天気
(
てんき
)
がいいので、
往来
(
おうらい
)
は、いつになく
人出
(
ひとで
)
が
多
(
おお
)
く、カメラを
下
(
さ
)
げて
出
(
で
)
かける
青年
(
せいねん
)
などを
見受
(
みう
)
けました。このとき、チリン、チリンという
鈴
(
すず
)
の
音
(
ね
)
がしました。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「こんどの
日曜
(
にちよう
)
に、もも
子
(
こ
)
さんくりを
拾
(
ひろ
)
いにいかない。」
夕雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「こんどの
日曜
(
にちよう
)
にいって、かきも、もらってこよう。」
へちまの水
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
日
(
ひ
)
は、
日曜
(
にちよう
)
で、しかも
空
(
そら
)
はよく
晴
(
は
)
れていました。
さか立ち小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“日曜”の意味
《名詞》
日曜 (にちよう)
(古用) 太陽。
日曜日。
(出典:Wiktionary)
“日曜(
日曜日
)”の解説
にちようび
日曜日(にちようび)または日曜(にちよう)は、土曜日と月曜日の間にある週の1日。カレンダーでは赤色で表記される例が比較的多い。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
曜
常用漢字
小2
部首:⽇
18画
“日曜”で始まる語句
日曜日
日曜服
日曜毎
日曜学校