したがつ)” の例文
新字:
さうして此後このご大凡おほよそこんな状勢じやうせいすゝむからしてしたがつすくなくも是迄これまでいやうへえて國債こくさい總額そうがくふやさずにまし次第しだいである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
數年すうねんらいなみまくらわた水夫すゐふども未曾有みそういうかう航海かうかいだとかたつたほどで、したがつ其間そのあひだには格別かくべつしるほどこともない。
おな風土ふうどでも、ひと年齡ねんれいによつて適否てきひちがふ、おな年齡ねんれいでも體質たいしつ職業等しよくげふとうしたがつ選擇せんたくちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
したがつ日本國内にほんこくないからきん解禁かいきんごときことは、國民的こくみんてき大問題だいもんだいであるとふことは何人なんびと否認ひにんすることの出來できないことである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
小兒せうにけはどうか日本帝國につぽんていこく干城まもりとなる有爲りつぱ海軍々人かいぐん/″\じんにしてたい、それにつけても、日本人にほんじん日本にほん國土こくど教育けういくしなければしたがつ愛國心あいこくしんうすくなるとはわたくしふかかんずるところ
昭和元年せうわぐわんねんから二ねんころ金解禁きんかいきん計畫けいくわくした場合ばあひおいても、巨額きよがく思惑資金おもわくしきん海外かいぐわいからつたのであつて、したがつ金解禁きんかいきん決行けつかうせんとしても
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
かれわたくしよりは四つ五つの年長者としかさで、したがつくみちがつてつたので、始終しじうまぢはるでもなかつたが、其頃そのころ校内かうない運動うんどう妙手じやうずなのと無暗むやみ冐險的旅行ぼうけんてきりよかう嗜好すきなのとで、かれわたくしとはゆびられ