その軍師たり宰相たる重職にある孔明が、身に一兵も伴わず、まったくの単身で、呉へ行くという意気はけだし容易な覚悟ではない。
それ自身が大芸術家や大宰相となるような才能ではなくて、ジコーサマと段はちがうが、それと同質の才能にすぎなかったと私は思う。
“宰相”の意味
“宰相”の解説
宰相(さいしょう)とは、語義上、「首相」が「内閣を構成する閣僚(大臣)のうち首席の者」を意味するのに対し、「宰相」は「特に君主の命を受けて宮廷で国政を補佐する者」を意味する。従って日本語では、近代以後の各国の行政府の長をすべて一律に「首相」と呼ぶのに対し、近世以前において宮廷で国政を担当した者を一般に「宰相」と呼んで区別している。現代においても内閣総理大臣の通称として使われることもある。
中国において君主の政務を補佐した最高位の官吏の通称。 → 「中国の宰相」を参照。
メロヴィング朝フランク王国の宮宰 Maire du palais の別称。 → 「宮宰」を参照。
神聖ローマ帝国の大法官 Erzkanzler durch Germanien の別称。 → 「ドイツの首相#語源と由来」を参照。
(出典:Wikipedia)
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