“羗”の読み方と例文
読み方割合
きょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で彼は、かねて、涼州地方のきょう族を懐柔していたので、この一勢力を用いて、魏へ進攻する策を企てた。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのとききょう越吉元帥えつきつげんすいは、手に鉄槌てっついをひっさげ、腰に宝鵰ほうちょうの弓をかけ、悍馬かんばをとばして陣頭にあらわれ、羗の射撃隊は弓をならべて黒鵰くろたかの矢を宙もくらくなるほど射つづけてくる。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おびただしい重宝珍器の手土産が、きょう武相ぶしょう越吉元帥えつきつげんすいと、宰相さいしょう雅丹がたんなどに贈られた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)