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でんせつ
ふりがな文庫
“
伝説
(
でんせつ
)” の例文
旧字:
傳説
そこで、
故郷
(
こきょう
)
の
伝説
(
でんせつ
)
をもとにして「イェスタ・ベルリング物語」という作品を書いて出してみますと、それがみごとに当選しました。
「ニールスのふしぎな旅 上」まえがき
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
若いのと、なれないのとで、
岬
(
みさき
)
へくるたいていの女先生が、一度は泣かされるのを、本校通いの子どもらは
伝説
(
でんせつ
)
として知っていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
こんどもいったときと同じように、ニールスはいくさきざきで、
珍
(
めず
)
らしい
伝説
(
でんせつ
)
を聞いたり、美しい
風景
(
ふうけい
)
をながめたりしていました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
で、
其
(
そ
)
の
勝敗
(
しようはい
)
を
紀念
(
きねん
)
として、
一先
(
ひとま
)
づ、
今度
(
こんど
)
の
蜜月
(
みつゞき
)
の
旅
(
たび
)
を
切上
(
きりあ
)
げやう。けれども
双六盤
(
すごろくばん
)
は、
唯
(
たゞ
)
土地
(
とち
)
の
伝説
(
でんせつ
)
であらうも
知
(
し
)
れぬ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いつしか、
砂漠
(
さばく
)
の
中
(
なか
)
に、
赤
(
あか
)
い
町
(
まち
)
があり、そこには、
味
(
あじ
)
のいいサフラン
酒
(
しゅ
)
があり、きれいな
女
(
おんな
)
がいるということが、
伝説
(
でんせつ
)
のように、
世界
(
せかい
)
の四
方
(
ほう
)
に
拡
(
ひろ
)
がりました。
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そのころ、
故郷
(
こきょう
)
の
伝説
(
でんせつ
)
をもとにして「イェスタ・ベルリング物語」という作品を書き、これによってラーゲルレーヴさんは
一躍
(
いちやく
)
有名になりました。
「ニールスのふしぎな旅 下」まえがき
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
それまでにも、ニールスはいろいろな土地にいって、その土地の古い
伝説
(
でんせつ
)
を聞いたり、大きな町や
都会
(
とかい
)
を
見物
(
けんぶつ
)
したり、美しい
景色
(
けしき
)
を
楽
(
たの
)
しんだりしてきました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
学者
(
がくしゃ
)
が、
池
(
いけ
)
のほとりに
立
(
た
)
って、
心
(
こころ
)
ありげに、よくあたりの
景色
(
けしき
)
をながめていると、
学者
(
がくしゃ
)
を
案内
(
あんない
)
した
役場
(
やくば
)
の
若
(
わか
)
い
書記
(
しょき
)
が、かたわらで、
伝説
(
でんせつ
)
めいたことを
聞
(
き
)
かせました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
……が
扉
(
とびら
)
を
開
(
ひら
)
いて、
伝説
(
でんせつ
)
なき
縁起
(
えんぎ
)
なき
由緒
(
ゆいしよ
)
なき、
一躰
(
いつたい
)
風流
(
ふうりう
)
なる
女神
(
によしん
)
のまざ/\として
露
(
あら
)
はれたか、と
疑
(
うたが
)
はれて、
傍
(
かたはら
)
の
棚
(
たな
)
に
残
(
のこ
)
つた
古幣
(
ふるぬさ
)
の
斜
(
なゝ
)
めに
立
(
た
)
つたのに
対
(
たい
)
して、
敢
(
あへ
)
て
憚
(
はゞか
)
るべき
色
(
いろ
)
は
無
(
な
)
かつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
また、この旅のあいだに、スウェーデン各地の
伝説
(
でんせつ
)
や、おもしろい
風俗
(
ふうぞく
)
や、ためになることをたくさん
学
(
まな
)
びます。
「ニールスのふしぎな旅 下」まえがき
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
「
金
(
きん
)
の
鶏
(
にわとり
)
? やはり、そんな
伝説
(
でんせつ
)
が
伝
(
つた
)
わっているんですね。」と、
紳士
(
しんし
)
は、うなずきました。
銀河の下の町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
われらは、ともすると、
雲
(
くも
)
に
入
(
い
)
つて
雲
(
くも
)
を
忘
(
わす
)
るゝ……三
本木
(
ぼんぎ
)
は、
柳田国男
(
やなぎだくにを
)
さんの
雑誌
(
ざつし
)
——(
郷土研究
(
きやうどけんきう
)
)と、
近
(
ちか
)
くまた(
郷土会記録
(
きやうどくわいきろく
)
)とに
教
(
をし
)
へられた、
伝説
(
でんせつ
)
をさながら
事実
(
じじつ
)
に
殆
(
ほとん
)
ど
奇蹟的
(
きせきてき
)
の
開墾地
(
かいこんち
)
である。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
だまって、これを
聞
(
き
)
いた
学者
(
がくしゃ
)
は、ほかにも、こんな
伝説
(
でんせつ
)
があるのか、うなずいていましたが
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これは、ガチョウのせなかに乗ってスウェーデンじゅうを飛びまわる少年の
冒険物語
(
ぼうけんものがたり
)
ですが、その旅のあいだに、各地の
伝説
(
でんせつ
)
や、おもしろい
風俗
(
ふうぞく
)
や、ためになるお話をたくさん聞かせてくれます。
「ニールスのふしぎな旅 上」まえがき
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
たとえば、
丹塗
(
にぬ
)
りの
社
(
やしろ
)
があり、
用水池
(
ようすいいけ
)
があり、
古墳
(
こふん
)
はそのかたわらにあったことや、
伝説
(
でんせつ
)
の
話
(
はなし
)
や、
棺
(
かん
)
を
掘
(
ほ
)
ったときのありさまなど、
当時
(
とうじ
)
のことを、
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しながら
語
(
かた
)
ったのであります。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
若者
(
わかもの
)
は、それがために、
熱心
(
ねっしん
)
に
城
(
しろ
)
の
歴史
(
れきし
)
などから
伝説
(
でんせつ
)
などをしらべたのでした。
三つのかぎ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
は、
子供
(
こども
)
の
時分
(
じぶん
)
から、よくきいた、
伝説
(
でんせつ
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したのでした。
銀河の下の町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“伝説”の解説
傅説
伝説(でんせつ; en: legend; de: Legende)は、人物、自然現象等にまつわる、ありきたり日常茶飯事のものではない異常体験を、形式上「事実」として伝えた説話の一種。
(出典:Wikipedia)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“伝説”で始まる語句
伝説上
伝説学