“本木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もとき55.6%
ぼんぎ44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本木もときを買うか末木すえきを買うかという口論から、本木説を固守した彌五右衛門は相役横田から仕かけられてその男を只一打に討ち果した。
かくてそれがしは即時に伽羅きゃら本木もときを買取り、杵築きつきへ持帰り候。伊達家の役人は是非ぜひなく末木うらきを買取り、仙台へ持帰り候。
子どもがく問いたし候間は、私は陽と申候三歳のむすめそだて候て、らう女つかひ候て、三本木ぼんぎにほそ/″\とつゞけ申候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
家庭の紛雑いざこざは島村氏を極度の神経衰弱に陥らしめた。氏はそれを治すためにあるとしの秋から冬にかけて、かなり長い間京都三本木ぼんぎ信楽しがらきに泊つてゐた。