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本木
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もとき
ふりがな文庫
“
本木
(
もとき
)” の例文
本木
(
もとき
)
を買うか
末木
(
すえき
)
を買うかという口論から、本木説を固守した彌五右衛門は相役横田から仕かけられてその男を只一打に討ち果した。
鴎外・芥川・菊池の歴史小説
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
かくて
某
(
それがし
)
は即時に
伽羅
(
きゃら
)
の
本木
(
もとき
)
を買取り、
杵築
(
きつき
)
へ持帰り候。伊達家の役人は
是非
(
ぜひ
)
なく
末木
(
うらき
)
を買取り、仙台へ持帰り候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ああして
追出
(
おんで
)
てしまやがって、その後は、さっぱり
消息
(
たより
)
を聞かねえ、聞きてえとも思わねえし、聞きたくもねえのだが、ロクなことはあるめえよ、
本木
(
もとき
)
にまさる
末木
(
うらき
)
なしでなあ、人間
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
賤「夜中だって用があって迎いに来たのだからお帰りよ、旨く云って居ても
本木
(
もとき
)
に
優
(
まさ
)
る
梢木
(
うらき
)
は無いという事だからねえ、お
内儀
(
かみさん
)
に迎いに来られゝば心持が
宜
(
い
)
いねえ、旨く云ったってにこ/\顔付に見えるよ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
然
(
しか
)
るところその伽羅に
本木
(
もとき
)
と
末木
(
うらき
)
との二つありて、はるばる仙台より
差下
(
さしくだ
)
され候
伊達権中納言
(
だてごんちゅうなごん
)
殿の役人ぜひとも本木の方を取らんとし、某も同じ本木に望を掛け互にせり合い
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
然
(
しか
)
るところその伽羅に
本木
(
もとき
)
と
末木
(
うらき
)
との二つありて、はるばる仙台より
差下
(
さしくだ
)
され候
伊達権中納言
(
だてごんちゅうなごん
)
殿の役人ぜひとも本木の方を取らんとし、某も同じ本木に望を掛け、互にせり合い
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“本木”の解説
本木(もとき)(古くからの在住者は、[もとぎ]と発音する)は、東京都足立区の町名。住居表示実施済みで、現行行政地名は本木一丁目および二丁目。
(出典:Wikipedia)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“本木”で始まる語句
本木原