“げんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゲンジ
語句割合
源氏48.8%
元治19.5%
現時12.2%
言辞4.9%
儼示2.4%
元二2.4%
厳慈2.4%
現示2.4%
言辭2.4%
験示2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうどいちばんちいさい牛若うしわかまれたばかりのとき、源氏げんじ旗色はたいろわるくなりました。
牛若と弁慶 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
むかし源氏げんじ平家へいけ戦争せんそうをして、おたがいにったりけたりしていたときのことでした。
牛若と弁慶 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
抽斎歿後の第六年は元治げんじ元年である。森枳園が躋寿館せいじゅかんの講師たるを以て、幕府の月俸を受けることになった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その三男要蔵は元治げんじ元年うまれの青年で、渋江の家から浜松中学校に通い、卒業して東京に来たのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
現時げんじ見解けんかいおよ趣味しゆみるに、六號室がうしつごときは、まことるにしのびざる、厭惡えんをへざるものである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
現時げんじ見解けんかいおよ趣味しゅみるに、六号室ごうしつごときは、まことるにしのびざる、厭悪えんおえざるものである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
そればかりか、近き将来、珠子さんはきっと君を裏切って離れて行くに違いないなどと、甚だ不吉な言辞げんじろうして、私を極度に不愉快にさせた。
大脳手術 (新字新仮名) / 海野十三(著)
次郎の諭旨退学の理由は、教師に対する反抗心が強く、すでに二年生のころから宝鏡先生に対して不遜の言動があり、最近では、配属将校に対してさえ甚しく無礼な態度をとり、しかも反国家的な言辞げんじろうしてはばからないので、他の生徒に対する悪影響が甚しいし、学校としては到底教育の責任を負うことが出来ないというのである。
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
となす孔明の意志を無言に儼示げんじしているものにほかならない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一寸ちよつと言添いひそへることがある、ごろから元二げんじやはらかな下帶したおびなどを心掛こゝろが
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
元二げんじ前途ゆくて見渡みわたして、これから突張つゝぱつてして瓜井戸うりゐど宿やどはひるか
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
即ち厳慈げんじに別れてより八年である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
しかるににすねたる阿呆あはういた文学者ぶんがくしや斥罵せきばすれども是れ中々なか/\識見しきけん狭陋けふろう現示げんじせし世迷言よまいごとたるにぎず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
不作法ぶさはふ言辭げんじ麻痺まひして彼等かれらはどうしたら相互さうご感動かんどうあたるかと苦心くしんしつゝあつたかとおもやう卑猥ひわいな一唐突だしぬけあるにんくちからるとの一にんまたそれにおうじた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
安亀が賭場を預っていた頃は、この賭場はあまり成績のいい方ではなかった。ドブざい験示げんじを使うという評判が立って、バッタリと淋れてしまった。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)