“厳慈”の読み方と例文
読み方割合
げんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし霞亭と凹巷とが奥州より帰つて品川で袂を分つた文化甲子の後八年は、霞亭が嵯峨幽棲の後となる。別来の句は上に連ねて読まなくてはならない。即ち厳慈げんじに別れてより八年である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)