“厳然”のいろいろな読み方と例文
旧字:嚴然
読み方(ふりがな)割合
げんぜん91.3%
きっと4.3%
ちゃん4.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“厳然”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア25.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「よろしい」リンドボーン大佐は、このとき長身を、すっくり伸して、直立し、厳然げんぜんと、命令を発した。「爆撃用意!」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
見よ。島内には、久慈たちの姿はなく、その代りに、X大使が、厳然げんぜんと立って、こっちを見ているではないか。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
金椎キンツイでもなければ、この室を驚かす者はないはずのところを、それも外から窓を押破って入ろうとする気配は、穏かでないから、駒井も、厳然きっと、その方を眺めると、意外にも窓を押す手は白い手で、そして無理に押しあけて、外からかおを現わしたのは、妙齢の美人でありました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
身を切るような風吹きてみぞれ降る夜の、まだ宵ながら餅屋ではいつもよりも早くめて、幸衛門は酒一口飲めぬ身の慰藉なぐさみなく堅い男ゆえ炬燵こたつもぐって寝そべるほどの楽もせず火鉢ひばちを控えて厳然ちゃんすわり、煙草たばこを吹かしながらしきりに首をひねるは句を案ずるなりけり。
置土産 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)