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厳然
ふりがな文庫
“厳然”のいろいろな読み方と例文
旧字:
嚴然
読み方
割合
げんぜん
91.3%
きっと
4.3%
ちゃん
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんぜん
(逆引き)
いままでの話は、おとぎばなしや仮定であったかもしれんですが、ここに新しく、
厳然
(
げんぜん
)
たる怪事実が存在することを発見しました。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
厳然(げんぜん)の例文をもっと
(21作品)
見る
きっと
(逆引き)
金椎
(
キンツイ
)
でもなければ、この室を驚かす者はないはずのところを、それも外から窓を押破って入ろうとする気配は、穏かでないから、駒井も、
厳然
(
きっと
)
、その方を眺めると、意外にも窓を押す手は白い手で
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
厳然(きっと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちゃん
(逆引き)
身を切るような風吹きて
霙
(
みぞれ
)
降る夜の、まだ宵ながら餅屋ではいつもよりも早く
閉
(
し
)
めて、幸衛門は酒一口飲めぬ身の
慰藉
(
なぐさみ
)
なく堅い男ゆえ
炬燵
(
こたつ
)
へ
潜
(
もぐ
)
って寝そべるほどの楽もせず
火鉢
(
ひばち
)
を控えて
厳然
(
ちゃん
)
と
座
(
すわ
)
り
置土産
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
厳然(ちゃん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“厳然”の意味
《形容動詞》
いかめしくおごそかであるさま。
(出典:Wiktionary)
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“厳”で始まる語句
厳
厳粛
厳重
厳島
厳格
厳乎
厳寒
厳冬
厳橿
厳命
“厳然”のふりがなが多い著者
海野十三
吉川英治
国木田独歩
中里介山
北原白秋
神西清
岡本綺堂