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げんぜん
ふりがな文庫
“げんぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
儼然
56.3%
厳然
26.3%
泫然
7.5%
現前
6.3%
嚴然
2.5%
顯然
1.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儼然
(逆引き)
「つまり、俺たちが当たったのかもしれない見込みがあるんだ。見込みだけなんだよ。けど、その見込みは
儼然
(
げんぜん
)
としてあるんだ。」
富籤
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
げんぜん(儼然)の例文をもっと
(45作品)
見る
厳然
(逆引き)
心音の
動悸
(
どうき
)
が
止
(
や
)
まぬのに、またしても一羽、右手の
駱駝
(
らくだ
)
岩の第一の起隆の上に、
厳然
(
げんぜん
)
としてとまっている。相対した上の鷹、おそらくはつがいであろう。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
げんぜん(厳然)の例文をもっと
(21作品)
見る
泫然
(逆引き)
慨世の
哭
(
なげき
)
、憂国の涙、二人
相
(
あい
)
持
(
じ
)
して、
泫然
(
げんぜん
)
として泣きしが、
乃
(
すなわ
)
ち酒を
酌
(
く
)
みて
同
(
とも
)
に
盟
(
ちか
)
い、死を以て自ら誓い、
済南
(
せいなん
)
に
趨
(
はし
)
りてこれを守りぬ。景隆は
奔
(
はし
)
りて済南に
依
(
よ
)
りぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
げんぜん(泫然)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
現前
(逆引き)
そんな時には自分の信仰の内容を
現前
(
げんぜん
)
せしめようとしてもそれが出来ない。その代りに悲しい記憶が呼び出されて来る。そして自分の遁世したのを後悔するやうになつて来る。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
げんぜん(現前)の例文をもっと
(5作品)
見る
嚴然
(逆引き)
『
莫迦
(
ばか
)
なことを!』と
愛
(
あい
)
ちやんは
大聲
(
おほごゑ
)
で
嚴然
(
げんぜん
)
と
云
(
い
)
ひました。
女王樣
(
ぢよわうさま
)
は
默
(
だま
)
つて
了
(
しま
)
はれました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
げんぜん(嚴然)の例文をもっと
(2作品)
見る
顯然
(逆引き)
見天に耳なしと雖も是を
聞
(
きゝ
)
正邪
(
せいじや
)
判然
(
はんぜん
)
たるは天道の照し給ふ處なり其罪成ぬ九助が無實は今日
顯然
(
げんぜん
)
たる上からは
出牢
(
しゆつらう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
も呼出され
傘
(
からかさ
)
の一條其外種々取調べと相成り長庵の惡事
顯然
(
げんぜん
)
なりと雖も當人は曾て知らざる旨申
張
(
はり
)
何分
(
なにぶん
)
白状
(
はくじやう
)
に及ばざれば是非無く
拷問
(
がうもん
)
にかけ石を七枚迄
抱
(
だか
)
せると雖も一言も云はざる故
暫
(
しばら
)
く拷問を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
げんぜん(顯然)の例文をもっと
(1作品)
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