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『柘榴』
ふりがな文庫
『
柘榴
(
ざくろ
)
』
真沙は初めから良人が嫌いだったのではない。また結婚が失敗に終ったのも、良人の罪だとは云えない。昌蔵のかなしい性質と、その性質を理解することのできなかった真沙の若さに不幸があったのだと思う。 松室の家は長左衛門の代で、中老の席から番がしら格に …
著者
山本周五郎
初出
「サン写真新聞」サン写真新聞社、1948(昭和23)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
凄
(
すさ
)
叩頭
(
こうとう
)
張
(
はり
)
確
(
しっか
)
上下
(
かみしも
)
凡
(
すべ
)
定
(
きま
)
家中
(
かちゅう
)
後
(
のち
)
捉
(
つか
)
眩
(
くら
)
籠
(
こ
)
些
(
いささ
)
仰言
(
おっしゃ
)
伐
(
き
)
俳諧
(
はいかい
)
其処
(
そこ
)
凡
(
およ
)
刃傷
(
にんじょう
)
別墅
(
べっしょ
)
勿論
(
もちろん
)
厨
(
くりや
)
厭
(
いや
)
厭悪
(
えんお
)
可笑
(
おか
)
吃驚
(
びっくり
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呻
(
うめ
)
咎
(
とが
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
喉声
(
のどごえ
)
噤
(
つぐ
)
囁
(
ささや
)
国許
(
くにもと
)
堪
(
たま
)
夕餉
(
ゆうげ
)
太息
(
といき
)
姑
(
しゅうとめ
)
姪
(
めい
)
娶
(
めと
)
嫉妬
(
しっと
)
寐
(
ね
)
寧
(
むし
)
局
(
つぼね
)
巽櫓
(
たつみやぐら
)
御厩
(
おうまや
)
微
(
かす
)
怯
(
おび
)
愛撫
(
あいぶ
)
憔悴
(
しょうすい
)
手筐
(
てばこ
)
扶持
(
ふち
)
押潰
(
おしつぶ
)
掩
(
おお
)
掴
(
つか
)
斧
(
おの
)
昏
(
く
)
暫
(
しばら
)
朧
(
おぼろ
)
柘榴
(
ざくろ
)
梢
(
こずえ
)
楓
(
かえで
)
樫
(
かし
)
櫛
(
くし
)
櫟
(
くぬぎ
)
此処
(
ここ
)
殖
(
ふ
)
沓脱
(
くつぬぎ
)
淀
(
よど
)
湧
(
わ
)
溜息
(
ためいき
)
灌木
(
かんぼく
)
煩
(
わずら
)
狎
(
な
)
狼
(
おおかみ
)
玄蕃
(
げんば
)
甦
(
よみがえ
)
疎
(
うと
)
痩
(
や
)
癇癖
(
かんぺき
)
睦
(
むつ
)
瞠
(
みは
)
瞼
(
まぶた
)
破綻
(
はたん
)
祟
(
たた
)
科
(
とが
)
稀
(
まれ
)
笄
(
こうがい
)
籠
(
こも
)
糠
(
ぬか
)
纒
(
まと
)
羞恥
(
しゅうち
)
耽
(
ふけ
)
肚
(
はら
)
胆
(
きも
)
脆
(
もろ
)
舅
(
しゅうと
)
舐
(
な
)