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自分自身
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じぶんじしん
ふりがな文庫
“
自分自身
(
じぶんじしん
)” の例文
それで
葉
(
は
)
の
内部
(
ないぶ
)
に
色
(
いろ
)
のある
液
(
えき
)
を
含
(
ふく
)
んで、その
強
(
つよ
)
い
光
(
ひかり
)
を
遮
(
さへぎ
)
るわけで、つまり
若葉
(
わかば
)
が
自分自身
(
じぶんじしん
)
の
保護
(
ほご
)
をするのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
『
君
(
きみ
)
ちやんや、
母
(
かあ
)
さんがするからもういゝかげんにしてお
置
(
お
)
き、
兄
(
にい
)
さんがはいれたさうだよ、よかつたねえ。』と、あとは
自分自身
(
じぶんじしん
)
にいふやうに
調子
(
てうし
)
を
落
(
おと
)
して
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
その
勞力
(
ろうりよく
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
してのお
歌
(
うた
)
なのですが、その
席上
(
せきじよう
)
にゐる
人
(
ひと
)
は、
皆
(
みな
)
この
經驗
(
けいけん
)
をつい
今
(
いま
)
の
先
(
さき
)
にしたのですから、このお
歌
(
うた
)
を、きっと、
自分自身
(
じぶんじしん
)
の
氣持
(
きも
)
ちを
詠
(
よ
)
んで
貰
(
もら
)
つたように
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ぶすりと
膠
(
にべ
)
ない
容子
(
ようす
)
でも
表面
(
へうめん
)
に
現
(
あらは
)
れたよりも
暖
(
あたゝ
)
かで、
女
(
をんな
)
に
脆
(
もろ
)
い
處
(
ところ
)
さへあるのであつた。
彼
(
かれ
)
が
盛年
(
さかり
)
の
頃
(
ころ
)
に
他人
(
たにん
)
の
目
(
め
)
についたのは、
自分自身
(
じぶんじしん
)
の
仕事
(
しごと
)
には
餘
(
あま
)
り
精
(
せい
)
を
出
(
だ
)
さないやうに
見
(
み
)
えることであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
自分自身
(
じぶんじしん
)
まるで
地上
(
ちじやう
)
を
歩
(
ある
)
いてゐるやうな
氣持
(
きもち
)
はしなかつた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
けれどもそれはあなた
方
(
がた
)
の
年頃
(
としごろ
)
では、
細
(
こま
)
かに
説
(
と
)
いてもむりですから、もっと
長
(
なが
)
く
歌
(
うた
)
に
親
(
した
)
しんで
貰
(
もら
)
つて、
自分自身
(
じぶんじしん
)
の
批評
(
ひひよう
)
が
出來
(
でき
)
るまでは、まづよい
歌
(
うた
)
だと
考
(
かんが
)
へて
置
(
お
)
いて
下
(
くだ
)
さい。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
彼女
(
かのぢよ
)
はすぐに
自分自身
(
じぶんじしん
)
のために、また
子供達
(
こどもたち
)
の
爲
(
ため
)
めに
働
(
はたら
)
かなければならなかつた。
彼女
(
かのぢよ
)
は
間
(
ま
)
もなく
親戚
(
しんせき
)
に
子供
(
こども
)
を
預
(
あづ
)
けて
土地
(
とち
)
の
病院
(
びやうゐん
)
に
勤
(
つと
)
める
身
(
み
)
となつた。
彼女
(
かのぢよ
)
は
脇目
(
わきめ
)
も
觸
(
ふ
)
らなかつた。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
それからまた
彼女
(
かのぢよ
)
は、
自分自身
(
じぶんじしん
)
のことよりも、
子供
(
こども
)
の
行末
(
ゆくすゑ
)
を
計
(
はか
)
つたのだつたといふ
犧牲的
(
ぎせいてき
)
な(
自
(
みづか
)
ら
思
(
おも
)
ふ)
心
(
こゝろ
)
のために、
自
(
みづか
)
ら
亡夫
(
ばうふ
)
の
立場
(
たちば
)
になつて
自分
(
じぶん
)
の
處置
(
しよち
)
を
許
(
ゆる
)
した。
結極
(
けつきよく
)
男
(
をとこ
)
の
不徳
(
ふとく
)
な
行爲
(
かうゐ
)
が
責
(
せ
)
められた。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“自分”で始まる語句
自分
自分等
自分達
自分勝手
自分計
自分一人
自分丈
自分好
自分家
自分樣