トップ
>
盛年
ふりがな文庫
“盛年”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さかり
50.0%
みのさかり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかり
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
自分
(
じぶん
)
の
手
(
て
)
から
作
(
つく
)
つた
罪
(
つみ
)
といふものは
殆
(
ほと
)
んど
見
(
み
)
られなかつた。
唯
(
たゞ
)
彼
(
かれ
)
は
盛年
(
さかり
)
の
頃
(
ころ
)
は
他
(
た
)
の
傭人等
(
やとひにんら
)
と
共
(
とも
)
に
能
(
よ
)
く
猫
(
ねこ
)
を
殺
(
ころ
)
して
喫
(
た
)
べてた。
尤
(
もつと
)
も
其
(
その
)
頃
(
ころ
)
は
猫
(
ねこ
)
でも
犬
(
いぬ
)
でも
飼主
(
かひぬし
)
を
離
(
はな
)
れて
雞
(
にはとり
)
を
狙
(
ねら
)
ふのが
彷徨
(
うろつ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぶすりと
膠
(
にべ
)
ない
容子
(
ようす
)
でも
表面
(
へうめん
)
に
現
(
あらは
)
れたよりも
暖
(
あたゝ
)
かで、
女
(
をんな
)
に
脆
(
もろ
)
い
處
(
ところ
)
さへあるのであつた。
彼
(
かれ
)
が
盛年
(
さかり
)
の
頃
(
ころ
)
に
他人
(
たにん
)
の
目
(
め
)
についたのは、
自分自身
(
じぶんじしん
)
の
仕事
(
しごと
)
には
餘
(
あま
)
り
精
(
せい
)
を
出
(
だ
)
さないやうに
見
(
み
)
えることであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
盛年(さかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
みのさかり
(逆引き)
徒らに
盛年
(
みのさかり
)
を過しし事いと悲しと告り給ひ、
婚
(
め
)
さま欲しく思ほせども、そのいたく老いぬるに憚り給ひて、得婚さずて、御歌を賜ひき。
枕物狂
(新字旧仮名)
/
川田順
(著)
盛年(みのさかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“盛年”の意味
《名詞》
若く働き盛りで、元気が溢れる年頃。
(出典:Wiktionary)
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“盛”で始まる語句
盛
盛大
盛夏
盛岡
盛遠
盛装
盛花
盛返
盛上
盛綱
検索の候補
年増盛
年盛
“盛年”のふりがなが多い著者
川田順
長塚節