“傭人等”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やとひにんら50.0%
やといにんら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よき泣(な)かねえで歸(け)えれ」勘次(かんじ)は與吉(よきち)の手(て)を執(と)つた。三人(にん)は默(だま)つて歩(ある)いた。傭人等(やとひにんら)は笑(わら)つて勘次(かんじ)の容子(ようす)を見(み)て居(ゐ)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
卯平(うへい)は自分(じぶん)の手(て)から作(つく)つた罪(つみ)といふものは殆(ほと)んど見(み)られなかつた。唯(たゞ)彼(かれ)は盛年(さかり)の頃(ころ)は他(た)の傭人等(やとひにんら)と共(とも)に能(よ)く猫(ねこ)を殺(ころ)して喫(た)べてた。尤(もつと)も其(その)頃(ころ)は猫(ねこ)でも犬(いぬ)でも飼主(かひぬし)を離(はな)れて雞(にはとり)を狙(ねら)ふのが彷徨(うろつ)いた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
殊に傭人等(やといにんら)は日々馬鈴薯と豆類のみを多く喰するを楽(たのしみ)とするのみなるを以て、折には異る喰物(しょくもつ)を大に楽とするのみなり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)