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飼主
ふりがな文庫
“飼主”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かひぬし
66.7%
かいぬし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かひぬし
(逆引き)
小
(
ちい
)
さな
飼主
(
かひぬし
)
のない
猫
(
ねこ
)
、まだ
純眞
(
じゆんしん
)
な
態度
(
たいど
)
で
人
(
ひと
)
を
怖
(
おそ
)
れないのみか、
人
(
ひと
)
なつかしい
調子
(
てうし
)
で
鳴
(
な
)
き
寄
(
よ
)
つてくる。
ねこ
(旧字旧仮名)
/
北村兼子
(著)
雖然種馬は遂に種馬である。父は
飼主
(
かひぬし
)
の權威として、彼を壓迫しても其の義務を果させやうとした。然るに周三は、何處までも厄介極まる伜となツて此の壓迫に反抗した。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
飼主(かひぬし)の例文をもっと
(4作品)
見る
かいぬし
(逆引き)
その
飼主
(
かいぬし
)
の名を呼んだので、羽ばたきをしたのであろうと、
愛
(
いと
)
しく思えたが
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『
飼主
(
かいぬし
)
のない、痩せ犬どもに、何ができる。どう働いた所で、禄が上るではなし、おのれの首が飛ぶだけの事。川風にふかれて歩いているうちに、頭が冷めて、馬鹿馬鹿しさに気づいたのじゃよ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飼主(かいぬし)の例文をもっと
(2作品)
見る
飼
常用漢字
小5
部首:⾷
13画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“飼”で始まる語句
飼
飼犬
飼糧
飼料
飼葉
飼馬
飼鳥
飼桶
飼猫
飼蚕
“飼主”のふりがなが多い著者
北村兼子
三島霜川
長塚節
吉川英治
泉鏡花