“飼蚕”のいろいろな読み方と例文
旧字:飼蠶
読み方割合
かいこ66.7%
かひこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見まもるのは、わしの役目、この婆の側にいて、せがれがもどるまでに、畑仕事、飼蚕かいこのしよう、お針、行儀作法、何かと教えましょう。よいか
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
村では、飼蚕かいこの取り込みの中で菖蒲しょうぶの節句を迎え、一年に一度のちまきなぞを祝ったばかりのころであった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さみだれや飼蚕かひこわづらふ桑の畑
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)