“飼蚕笊”の読み方と例文
読み方割合
かいこざる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おばばは、今の自分の境遇をあわれともいってくれず、飼蚕笊かいこざるをぶつけて何か怒りわめいている。笊の中にいっぱいあった白いまゆを頭から浴びて、又八は逃げまわった。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)