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にちまえ
こちらは、
毎日ちらちらと
雪が
降っている。二、三
日前田圃にたくさんのはまねこが
降りていた。おそらく
海も
荒れて、
魚が
捕れないからであろう。
殆んどひといきに、二三
日前に
奉公に
来た八
歳の
政吉から、
番頭の
幸兵衛まで、やけ
半分に
呼びながら、
中の
口からあたふたと
駆け
込んで
来た
徳太郎は、
髷の
刷毛先に
届く
いいお
天気で、
日曜日です。もう、
学校は二、三
日前から、はじまっていました。ご
用があっても、
二郎ちゃんは、
外へ
遊びに
出たぎり
帰ってきません。
「おめえ、二三
日前に
行った
時、おせんが
誰と
話をしてえたか、そいつをいって
見ねえ」
二、三
日前からかぜぎみで
寒けがしていたのですけれど、すこしぐらいの
病気では
仕事を
休むことができません。
彼は、
無理をして
自転車を
走らせたのです。
二、三
日前から、
赤ちゃんは、
気分がわるいので、お
母さんは、もういく
夜もろくろくねられませんでした。
三
日前には、
賢二くんが、
自分のたこを
買うのに
自分でいかず、
女中のきよを
使いにやったばかりに、
具合のいいたこが
手に
入らなくて、
上げると、すぐにぐるぐるとまわって
「また、なくしたのですか。二、三
日前に
買ったばかりじゃありませんか。」
「つい、二、三
日前のことで、まだうす
暗くなったばかりのころだそうだ。」
おじいさん、
町の
醤油屋さん
知っていなさるだろう。二、三
日前あすこへ
寄ったら、このごろ
毎晩、
戦地からラジオの
放送があって、あちらのようすが
手に
取るようにわかるというこったぞ。
二、三
日前のこと、ぼくは、おなじ
通りで、
古本店を
出している、おばさんから、
童話の
本を
借りてきて、
番をしながら
読みました。そして、それに
書いてある
話に、ふかい
感激をもちました。