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安眠
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あんみん
ふりがな文庫
“
安眠
(
あんみん
)” の例文
著者
(
ちよしや
)
は
關東大地震
(
かんとうだいぢしん
)
の
調査日記
(
ちようさにつき
)
に
於
(
おい
)
て、
大地震後
(
だいぢしんご
)
家族
(
かぞく
)
と
共
(
とも
)
に
自宅
(
じたく
)
に
安眠
(
あんみん
)
し、
一回
(
いつかい
)
も
野宿
(
のじゆく
)
しなかつたことを
記
(
しる
)
した。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
床
(
とこ
)
についてもさっぱり
安眠
(
あんみん
)
ができない……
箸
(
はし
)
を
執
(
と
)
っても一
向
(
こう
)
食物
(
しょくもつ
)
が
喉
(
のど
)
に
通
(
とお
)
らない……
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
はただむしゃくしゃ……、
口惜
(
くや
)
しい、
怨
(
うら
)
めしい、
味気
(
あじき
)
ない、さびしい
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
若
(
も
)
し九仭の
功
(
こう
)
を一
簣
(
き
)
に欠くあらば
大遺憾
(
だいいかん
)
の至りなり、
希
(
ねがわ
)
くは此一夜星辰を
戴
(
いただ
)
きて
安眠
(
あんみん
)
するを得せしめよと、
誰
(
たれ
)
ありてか天に
祈
(
いの
)
りしなるべし、天果して之を感ぜしか
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
母
(
かゝ
)
さま、
其
(
その
)
毒
(
どく
)
を
持
(
も
)
って
行
(
ゆ
)
く
使
(
つかひ
)
の
男
(
をとこ
)
とやらが
定
(
きま
)
ったら、
藥
(
くすり
)
は
妾
(
わたし
)
が
調合
(
てうがふ
)
せう、ロミオがそれを
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れたら、
直
(
すぐ
)
にも
安眠
(
あんみん
)
しをるやうに。おゝ、
彼奴
(
あいつ
)
の
名
(
な
)
を
聞
(
き
)
くと
身
(
み
)
が
顫
(
ふるへ
)
る。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
いつ
忍
(
しの
)
び
込
(
こ
)
んできて、いつそんないたずらをするかわからないので、まったく
悪魔
(
あくま
)
のしわざとしか
思
(
おも
)
われなくなりました。
町
(
まち
)
の
人
(
ひと
)
たちは、
夜
(
よる
)
になると
心配
(
しんぱい
)
でろくろく
安眠
(
あんみん
)
はできなかったのです。
花の咲く前
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
殊
(
こと
)
に
今宵
(
こよひ
)
は
密雲
(
みつうん
)
厚
(
あつ
)
く
天
(
てん
)
を
蔽
(
おほ
)
ひ、四
邊
(
へん
)
の
空氣
(
くうき
)
は
變
(
へん
)
に
重々
(
おも/\
)
しく、
丁度
(
ちやうど
)
釜中
(
ふちう
)
にあつて
蒸
(
む
)
されるやうに
感
(
かん
)
じたので、
此儘
(
このまゝ
)
船室
(
ケビン
)
に
歸
(
かへ
)
つたとて、
迚
(
とて
)
も
安眠
(
あんみん
)
は
出來
(
でき
)
まいと
考
(
かんが
)
へたので、
喫煙室
(
スモーキングルーム
)
に
行
(
ゆ
)
かんか、
其處
(
そこ
)
も
暑
(
あつ
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ロミオ
卿
(
そもじ
)
の
目
(
め
)
には
安眠
(
あんみん
)
が、
卿
(
そもじ
)
の
胸
(
むね
)
には
安心
(
あんしん
)
の
宿
(
やど
)
るやう! あゝ、
其
(
その
)
安眠
(
あんみん
)
とも
安心
(
あんしん
)
ともなって、
君
(
きみ
)
の
美
(
うつく
)
しい
胸
(
むね
)
や
目
(
め
)
に
宿
(
やど
)
りたいなア!……これから
上人
(
しゃうにん
)
の
庵
(
いほり
)
へ
往
(
い
)
て、
今宵
(
こよひ
)
の
仕合
(
しあは
)
せを
話
(
はな
)
した
上
(
うへ
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“安眠”の意味
《名詞》
安らかに眠ること。また、そのような眠り。
(出典:Wiktionary)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
眠
常用漢字
中学
部首:⽬
10画
“安眠”で始まる語句
安眠妨害