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ひめさま
ふりがな文庫
“
姫様
(
ひめさま
)” の例文
旧字:
姫樣
すると
続
(
つゞ
)
いてお
姫様
(
ひめさま
)
が
玄関
(
げんくわん
)
まで
追掛
(
おつかけ
)
て
参
(
まゐ
)
られて、
円朝
(
わたくし
)
を
喚留
(
よびとめ
)
たが
何
(
ど
)
うも
凜
(
りゝ
)
々しくツて、
何
(
なん
)
となく
身体
(
からだ
)
が
縮
(
ちゞ
)
み
上
(
あが
)
り、
私
(
わたくし
)
は
縛
(
しばら
)
れでもするかと思ひました。姫
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この
明
(
あか
)
りじゃはっきり
見分
(
みわ
)
けがつくめえが、よく
見
(
み
)
ねえ。お
大名
(
だいみょう
)
のお
姫様
(
ひめさま
)
の
爪
(
つめ
)
だって、これ
程
(
ほど
)
の
艶
(
つや
)
はあるめえからの
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
このときに、
魔法
(
まほう
)
をとく
法
(
ほう
)
を聞いておかねば、あの白鳥は、いつまでたっても、お
姫様
(
ひめさま
)
にかえれないと思ったものですから、
巨男
(
おおおとこ
)
は、魔女の
枕
(
まくら
)
もとによって
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
ちょうど奥様とお
姫様
(
ひめさま
)
がご一
緒
(
しょ
)
だったので、正三君はお二方にご年賀を申しあげた。奥様はお忙しい中にも
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
何
(
なに
)
やら
人
(
ひと
)
の
気配
(
けはい
)
を
感
(
かん
)
じましたので
頭
(
あたま
)
をあげて
見
(
み
)
ますと、
天
(
てん
)
から
降
(
ふ
)
ったか、
地
(
ち
)
から
湧
(
わ
)
いたか、モーいつの
間
(
ま
)
にやら
一人
(
ひとり
)
の
眩
(
まばゆ
)
いほど
美
(
うつく
)
しいお
姫様
(
ひめさま
)
がキチンと
設
(
もう
)
けの
座布団
(
ざぶとん
)
の
上
(
うえ
)
にお
坐
(
すわ
)
りになられて
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
作者はその短篇の中に
意気地
(
いくじ
)
のないお
姫様
(
ひめさま
)
を
罵
(
ののし
)
っているの。
文放古
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
紫
(
むらさき
)
は
朱
(
あけ
)
を
奪
(
うば
)
ふ、お
姫様
(
ひめさま
)
菫
(
すみれ
)
の
花
(
はな
)
が、
勝負事
(
しようぶごと
)
には
勝色
(
かちいろ
)
ぢや。」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
上
(
うえ
)
はお
大名
(
だいみょう
)
のお
姫様
(
ひめさま
)
から、
下
(
した
)
は
橋
(
はし
)
の
下
(
した
)
の
乞食
(
こじき
)
まで、十五から三十までの
女
(
おんな
)
と
名
(
な
)
のつく
女
(
おんな
)
の
髪
(
かみ
)
は、ひと
筋
(
すじ
)
残
(
のこ
)
らずはいってるんだぜ。——どうだ
松
(
まつ
)
つぁん。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
暫
(
しばら
)
くするとお
姫様
(
ひめさま
)
が、
蒔絵
(
まきゑ
)
のお
吸物膳
(
すひものぜん
)
にお
吸物椀
(
すひものわん
)
を
載
(
の
)
せ、すーツと
小笠原流
(
をがさはらりう
)
の
目
(
め
)
八
分
(
ぶ
)
に
持
(
もつ
)
て出て
来
(
き
)
ました。
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私たちは
侍女
(
じじょ
)
なんです。
今日
(
きょう
)
、森へ遊びにお
姫様
(
ひめさま
)
をおつれ
申
(
もう
)
しましたところ、道にまよってとうとうここへきてしまいました。どうか、
今晩
(
こんばん
)
だけ
宿
(
やど
)
をかしてください。
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「お
姫様
(
ひめさま
)
、」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そんなことはすこしも知らずに、
巨男
(
おおおとこ
)
はこつこつやっていました。そして、どんなことをしたら白鳥をなかせてお
姫様
(
ひめさま
)
にさせることができるだろうと考えていました。
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
是
(
これ
)
は
何
(
ど
)
うもお
姫様
(
ひめさま
)
恐入
(
おそれいり
)
ます、へい/\
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます。姫「アノ
町人
(
ちやうにん
)
、お
前
(
まへ
)
代
(
かはり
)
を
喫
(
た
)
べるか。 ...
士族の商法
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「お
姫様
(
ひめさま
)
、」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“姫”で始まる語句
姫
姫君
姫路
姫百合
姫御前
姫鱒
姫神
姫樣
姫王
姫糊