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偉大
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いだい
ふりがな文庫
“
偉大
(
いだい
)” の例文
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、
自然
(
しぜん
)
の
栄枯盛衰
(
えいこせいすい
)
を
見
(
み
)
てきた、
偉大
(
いだい
)
な
母
(
はは
)
である
太陽
(
たいよう
)
は、
町
(
まち
)
の
焼
(
や
)
けて
焦土
(
しょうど
)
となったその
日
(
ひ
)
から、
下
(
した
)
を
見下
(
みお
)
ろして、こういいました。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、毎晩あんなに美しい話を聞かせてくれたり、すばらしい絵を見せてくれたりした、
偉大
(
いだい
)
な友だちのことに思い
及
(
およ
)
びました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「そうだ、ぼくらは
偉大
(
いだい
)
な首領をいただいて幸福だ、ぼくはいまドノバン君を大統領に
推薦
(
すいせん
)
したいと思う」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
またいくども、ひろい
試合場
(
しあいじょう
)
の
砂地
(
すなじ
)
や、自分たちの顔に、その
偉大
(
いだい
)
な
怪影
(
かいえい
)
が
太陽
(
たいよう
)
をかすめるごとに、とおり
魔
(
ま
)
のような
影
(
かげ
)
を投げていたのも、まったく知らずにいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この言葉にもかかわらず孔子の
偉大
(
いだい
)
な完成はその先天的な素質の
非凡
(
ひぼん
)
さに
依
(
よ
)
るものだといい、宰予は、いや、後天的な自己完成への努力の方が
与
(
あずか
)
って大きいのだと言う。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
▼ もっと見る
試
(
こゝろ
)
みに
世界
(
せかい
)
に
於
(
おい
)
て
名
(
な
)
ある
活火山
(
かつかざん
)
を
擧
(
あ
)
げてみるならば、
南米
(
なんべい
)
エクワドル
國
(
こく
)
に
於
(
おけ
)
るコトパクシ(
高
(
たか
)
さ
五千九百四十三米
(
ごせんくひやくしじゆうさんめーとる
)
)は、
圓錐形
(
えんすいけい
)
の
偉大
(
いだい
)
な
山
(
やま
)
であるが、
噴火
(
ふんか
)
の
勢力
(
せいりよく
)
も
亦
(
また
)
偉大
(
いだい
)
で
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
いつかはまた、きっとあの
偉大
(
いだい
)
な体を乗出して、何事かをやらかさずにはおくまいが、ここではしばらくおあずかりしておいて、春木、牛丸の二少年のほうから話をすすめていこう。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もう歌うたいの中でいちばんえらい者でいることができなくなると、かれは自分の
偉大
(
いだい
)
な名声に
相応
(
そうおう
)
しない下等な劇場に出て、歌を歌って、だんだん
評判
(
ひょうばん
)
をうすくすることをしませんでした。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「
偉大
(
いだい
)
なめぐみ深い神様、私どもにあわれみを
垂
(
た
)
れさせたまえ」
真夏の夢
(新字新仮名)
/
アウグスト・ストリンドベリ
(著)
げに
偉大
(
いだい
)
なるものは人の力ではありませんか。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
偉大
(
いだい
)
不滅
(
ふめつ
)
をまさに
見
(
み
)
る
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ひとり
自然
(
しぜん
)
が
美
(
うつく
)
しいばかりでなかった。こうして、
見
(
み
)
、
考
(
かんが
)
え、
喜
(
よろこ
)
び、
希望
(
きぼう
)
をもつ、
人間
(
にんげん
)
がまた
偉大
(
いだい
)
であり、
貴
(
とうと
)
い
存在
(
そんざい
)
であるのを
知
(
し
)
りました。
心の芽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ドノバンは幼年者からボートを取ろうという、きみは幼年者のためにいちばんむずかしい役をひきうけようという、ぼくははじめて日本少年の
偉大
(
いだい
)
さを知ったよ」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
クロさえ蛾次郎の手からとり返せば、のろしをあげるまでもなく、あの
偉大
(
いだい
)
なつばさで一はたきで、
寒松院
(
かんしょういん
)
の
並木
(
なみき
)
にいる
味方
(
みかた
)
へ、このようすをお知らせにも飛んでいける。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ヴェスヴィオは
西暦
(
せいれき
)
七十九年
(
しちじゆうくねん
)
の
大噴火前
(
だいふんかぜん
)
までは、このソムマの
外側
(
そとがは
)
を
引
(
ひ
)
き
伸
(
のば
)
したほどの
一箇
(
いつこ
)
の
偉大
(
いだい
)
な
圓錐状
(
えんすいじよう
)
の
火山
(
かざん
)
であつたのが、あのをりの
大噴火
(
だいふんか
)
のために
東南側
(
とうなんがは
)
の
大半
(
たいはん
)
を
吹
(
ふ
)
き
飛
(
と
)
ばし
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
もしもすらりとした美しい姿をしていたなら、この男はどのような
舞台
(
ぶたい
)
に立っても一流の悲劇役者になっていたことでしょう。
英雄的
(
えいゆうてき
)
なもの、
偉大
(
いだい
)
なものが、この男の
魂
(
たましい
)
にはみちみちていたのでした。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
とまわりを飛びはなれたが、
偉大
(
いだい
)
なる
猛禽
(
もうきん
)
のつばさが、たッたひと打ち、風をあおるとともに、
笑止
(
しょうし
)
笑止
(
しょうし
)
、まるで
豆人形
(
まめにんぎょう
)
でもフリまいたように、そこらの草へころがった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ああ、
春
(
はる
)
がきた。」といって、
二人
(
ふたり
)
は
自然
(
しぜん
)
の
偉大
(
いだい
)
なる
力
(
ちから
)
を
信
(
しん
)
ぜずに、いられませんでした。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なるほど、たくさんな
星
(
ほし
)
の
数
(
かず
)
だ。
大
(
おお
)
きいのも
小
(
ちい
)
さいのもある。
大
(
おお
)
きなのは、それほどの
徳
(
とく
)
を
持
(
も
)
っている
偉大
(
いだい
)
な
人間
(
にんげん
)
にちがいなかろう。
帝王
(
ていおう
)
である
朕
(
ちん
)
は、あの
中
(
うち
)
のもっとも
大
(
おお
)
きな
星
(
ほし
)
がそれであろう。
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
偉
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“偉大”で始まる語句
偉大さ
偉大漢