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『末っ子』
ふりがな文庫
『
末っ子
(
すえっこ
)
』
祖父の(故)小出鈍翁は云った。 「平五か、そうさな、まあ悪くはあるまい、ばあさんが可愛がりすぎたから、少しあまったれのようだが、まあそう悪くはないだろう、すばしっこいところもあるし、いい養子のくちにでも当れば、案外あれで芽を出すかもしれない …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール読物」文藝春秋新社、1957(昭和32)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約56分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
細
(
さい
)
喰
(
た
)
剥
(
む
)
土方
(
ひじかた
)
庇
(
ひさし
)
擦
(
こす
)
框
(
がまち
)
穿
(
うが
)
角
(
かど
)
中心
(
なかご
)
主殿
(
とのも
)
仔細
(
しさい
)
仰
(
おっ
)
伴
(
つ
)
儲
(
もう
)
内膳
(
ないぜん
)
刺戟
(
しげき
)
刻
(
とき
)
単衣
(
ひとえ
)
却
(
かえ
)
双手
(
もろて
)
吃
(
ども
)
吃驚
(
びっくり
)
呆
(
あき
)
呟
(
つぶや
)
咎
(
とが
)
唸
(
うな
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
喘
(
あえ
)
喧嘩
(
けんか
)
嗚咽
(
おえつ
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
埃
(
ほこり
)
大庄
(
だいしょう
)
太息
(
といき
)
娶
(
めと
)
小伜
(
こせがれ
)
小糠
(
こぬか
)
屑屋
(
くずや
)
屹
(
きっ
)
市
(
いち
)
惹
(
ひ
)
戸納
(
とだな
)
拳
(
こぶし
)
拵
(
こしら
)
按配
(
あんばい
)
挫
(
くじ
)
掩
(
おお
)
掻
(
か
)
撫
(
な
)
昂奮
(
こうふん
)
暢気
(
のんき
)
杢
(
もく
)
柳生
(
やぎゅう
)
楚々
(
そそ
)
榎
(
えのき
)
此処
(
ここ
)
殺生
(
せっしょう
)
気魄
(
きはく
)
泥溝
(
どぶ
)
温和
(
おとな
)
溜息
(
ためいき
)
焔
(
ほのお
)
煽
(
あお
)
狼狽
(
ろうばい
)
玄蕃
(
げんば
)
甥
(
おい
)
病臥
(
びょうが
)
痒
(
かゆ
)
痩
(
や
)
白鞘
(
しらさや
)
盃
(
さかずき
)
目貫
(
めぬき
)
祖母
(
ばあ
)
祖父
(
じい
)
禿
(
は
)
稼
(
かせ
)
立塞
(
たちふさ
)
笄
(
こうがい
)
米良
(
めら
)
練塀
(
ねりべい
)
縹緻
(
きりょう
)
纒
(
まと
)
罵
(
ののし
)
聖坂
(
ひじりざか
)
膝
(
ひざ
)
良人
(
おっと
)
艶
(
つや
)
芯
(
しん
)
萎
(
しお
)
蒼
(
あお
)
袂
(
たもと
)
襖
(
ふすま
)
覗
(
のぞ
)
覘
(
ねら
)
訊
(
き
)
訛
(
なま
)