草を分けてくさをわけて
兄さんの打った球が、やぶの中へ飛び込むたびに辰夫くんは、草を分けてそれを拾わせられたのです。 「なんでも、あのあたりだよ。」と、兄の政二くんは指図をしておいて、自分は、またお友だちとほかの球で野球をつづけていました。 「困ったなあ。」と、思 …
作品に特徴的な語句
午後おひる なお うえ はん なか 今日きょう あに さき はい ほう あか ぽん たけ しず 一言ひとこと した 世界せかい なら 二人ふたり 仲間なかま やす ぼく にい ひかり まえ はら とも きみ うた こま つち こえ 夜店よみせ おお 大騒おおさわ 天気てんき おんな ねえ 姿すがた 子供こども 安心あんしん うち ちい かえ 帽子ぼうし みせ おとうと あと わす おも 我慢がまん ひろ 指図さしず さが 政二まさじ ひる ばん 景色けしき たの 機嫌きげん ある 水草みずくさ およ あさ うみ 無理むり めずら たま 用意ようい ちが 相談そうだん ねむ わたし