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食堂
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しよくだう
ふりがな文庫
“
食堂
(
しよくだう
)” の例文
私
(
わたくし
)
は
夕食後
(
ゆふしよくご
)
例
(
いつも
)
のやうに
食堂
(
しよくだう
)
上部
(
じやうぶ
)
の
美麗
(
びれい
)
なる
談話室
(
だんわしつ
)
に
出
(
い
)
でゝ、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
に
面會
(
めんくわい
)
し、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
には
甲比丹
(
カピテン
)
クツクの
冐瞼旅行譚
(
ぼうけんりよかうだん
)
や、
加藤清正
(
かとうきよまさ
)
の
武勇傳
(
ぶゆうでん
)
や
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
拾
(
ひろ
)
はれて
參
(
まゐ
)
つてから三
年
(
ねん
)
程
(
ほど
)
立
(
た
)
ちました
時
(
とき
)
、
食堂
(
しよくだう
)
で
上座
(
じやうざ
)
の
像
(
ざう
)
に
香
(
かう
)
を
上
(
あ
)
げたり、
燈明
(
とうみやう
)
を
上
(
あ
)
げたり、
其
(
その
)
外
(
ほか
)
供
(
そな
)
へものをさせたりいたしましたさうでございます。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
夜
(
よ
)
もやゝ
更
(
ふ
)
けて、
食堂
(
しよくだう
)
の、
白
(
しろ
)
く
伽藍
(
がらん
)
としたあたり、ぐら/\と
搖
(
ゆ
)
れるのが、
天井
(
てんじやう
)
で
鼠
(
ねずみ
)
が
騷
(
さわ
)
ぐやうである。……
矢張
(
やつぱ
)
り
旅
(
たび
)
はもの
寂
(
さび
)
しい、
酒
(
さけ
)
の
銘
(
めい
)
さへ、
孝子正宗
(
かうしまさむね
)
。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
全く
惡
(
わる
)
くないね。
間数
(
まかず
)
はと?
僕
(
ぼく
)
の
書斎
(
しよさい
)
兼
(
けん
)
用の客
間
(
ま
)
に君の
居間
(
ゐま
)
、
食堂
(
しよくだう
)
に四
疂
(
でふ
)
半ぐらゐの子
供
(
ども
)
部屋
(
べや
)
が一つ、それで
沢
(
たく
)
山だが、もう一つ
余
(
よ
)
分な
部屋
(
へや
)
が二
階
(
かい
)
にでもあれば申分なしだね。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
孰
(
いづ
)
れも
渋々
(
しぶ/\
)
食堂
(
しよくだう
)
に
下
(
お
)
りて、
例
(
れい
)
に
依
(
よ
)
つて
旨
(
うま
)
くも
何
(
なん
)
ともない
晩餐
(
ばんさん
)
の
卓子
(
テーブル
)
に
就
(
つ
)
く。
食事
(
しよくじ
)
がすんで
又
(
また
)
甲板
(
かんぱん
)
に
出
(
で
)
ると、
日
(
ひ
)
は
既
(
すで
)
にとツぷりと
暮
(
く
)
れて、やツとのことで
船
(
ふね
)
は
桟橋
(
さんばし
)
に
横
(
よこ
)
づけになつたらしい。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
▼ もっと見る
喜多
(
きた
)
は
食堂
(
しよくだう
)
へ
飮酒
(
のみ
)
に
行
(
ゆ
)
く。……あの
鐵
(
てつ
)
の
棒
(
ぼう
)
につかまつて、ぶるツとしながら
繋目
(
つなぎめ
)
の
板
(
いた
)
を
踏越
(
ふみこ
)
すのは、
長屋
(
ながや
)
の
露地
(
ろぢ
)
の
溝板
(
どぶいた
)
に
地震
(
ぢしん
)
と
云
(
い
)
ふ
趣
(
おもむき
)
あり。
雨
(
あめ
)
は
小留
(
をや
)
みに
成
(
な
)
る。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“食堂”の意味
《名詞》
食 堂(しょくどう)
建物において、そこに居住する人が食事を供する目的の場所、空間、部屋。
食事及びそれを供する場所を有料で提供する店舗。特に、個室に区切らない大衆的なものを指す。レストラン。料理屋。
(出典:Wiktionary)
“食堂”の解説
食堂(しょくどう、英: dining room)は、建物、とくに住居において食事をとるための部屋のことである。
(出典:Wikipedia)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“食”で始まる語句
食
食物
食卓
食事
食客
食膳
食餌
食禄
食料
食指