トップ
>
郵便
>
ゆうびん
ふりがな文庫
“
郵便
(
ゆうびん
)” の例文
そして、
雪
(
ゆき
)
が
積
(
つ
)
もって
道
(
みち
)
のついていないときには、
郵便
(
ゆうびん
)
が
山
(
やま
)
へ
上
(
あ
)
がれまいと
思
(
おも
)
って、
村
(
むら
)
のおけ
屋
(
や
)
まで
出
(
で
)
ていって
待
(
ま
)
つこともありました。
夜の進軍らっぱ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、月々きまつてもらふお小
遣
(
つか
)
ひを
少
(
すこ
)
しづゝ
郵便
(
ゆうびん
)
貯
(
ちよ
)
金にし
初
(
はじ
)
め、いつも
祖
(
そ
)
母がくれるお中
元
(
げん
)
お歳
暮
(
ぼ
)
の金も今までのやうに
無駄
(
むた
)
には
使
(
つか
)
はないことにした。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
かくてまた一
週間
(
しゅうかん
)
を
過
(
す
)
ぎ、
遂
(
つい
)
にミハイル、アウエリヤヌイチと
共
(
とも
)
に
郵便
(
ゆうびん
)
の
旅馬車
(
たびばしゃ
)
に
打乗
(
うちの
)
り、
近
(
ちか
)
き
鉄道
(
てつどう
)
のステーションを
差
(
さ
)
して、
旅行
(
りょこう
)
にと
出掛
(
でか
)
けたのである。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
然
(
しか
)
るに
今月
(
こんげつ
)
の
初旬
(
はじめ
)
、
本國
(
ほんごく
)
から
届
(
とゞ
)
いた
郵便
(
ゆうびん
)
によると、
妻
(
つま
)
の
令兄
(
あに
)
なる
松島海軍大佐
(
まつしまかいぐんたいさ
)
は、
兼
(
かね
)
て
帝國軍艦高雄
(
ていこくぐんかんたかを
)
の
艦長
(
かんちやう
)
であつたが、
近頃
(
ちかごろ
)
病氣
(
びやうき
)
の
爲
(
た
)
めに
待命中
(
たいめいちゆう
)
の
由
(
よし
)
、
勿論
(
もちろん
)
危篤
(
きとく
)
といふ
程
(
ほど
)
の
病氣
(
びやうき
)
ではあるまいが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
雪で、今日は新聞が
来
(
こ
)
ぬ。朝は
乳屋
(
ちちや
)
、午後は七十近い
郵便
(
ゆうびん
)
配達
(
はいたつ
)
の
爺
(
じい
)
さんが来たばかり。
明日
(
あす
)
の
餅搗
(
もちつ
)
きを頼んだので、隣の
主人
(
あるじ
)
が
糯米
(
もちごめ
)
を取りに来た。其ついでに、
蒸
(
ふ
)
かし立ての
甘藷
(
さつまいも
)
を二本鶴子に
呉
(
く
)
れた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
山
(
やま
)
の
中
(
なか
)
の
村
(
むら
)
です。
雪
(
ゆき
)
の
深
(
ふか
)
く
積
(
つ
)
もったときは、
郵便
(
ゆうびん
)
もなかなかこられないようなところでした。
夜の進軍らっぱ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうしてその
考
(
かんが
)
えはただ一
瞬間
(
しゅんかん
)
にして
消
(
き
)
えた。
昨日
(
きのう
)
読
(
よ
)
んだ
書中
(
しょちゅう
)
の
美
(
うつく
)
しい
鹿
(
しか
)
の
群
(
むれ
)
が、
自分
(
じぶん
)
の
側
(
そば
)
を
通
(
とお
)
って
行
(
い
)
ったように
彼
(
かれ
)
には
見
(
み
)
えた。こんどは
農婦
(
ひゃくしょうおんな
)
が
手
(
て
)
に
書留
(
かきとめ
)
の
郵便
(
ゆうびん
)
を
持
(
も
)
って、それを
自分
(
じぶん
)
に
突出
(
つきだ
)
した。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「
郵便
(
ゆうびん
)
。」といって、
息子
(
むすこ
)
からきた
新聞
(
しんぶん
)
を
手渡
(
てわた
)
すとまた、せっせときた
道
(
みち
)
を
村
(
むら
)
の
方
(
ほう
)
へもどっていくのでした。その
年
(
とし
)
ごろは、ちょうど
良吉
(
りょうきち
)
と
同
(
おな
)
じくらいの
少年
(
しょうねん
)
でありました。
母の心
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、しばらくめで、
郵便
(
ゆうびん
)
を
持
(
も
)
ってきた
少年
(
しょうねん
)
が
母の心
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“郵便”の意味
《名詞》
郵 便(ゆうびん)
信書などを収集、配達する仕組み。日本においては、郵便法により郵便事業株式会社が独占的に行なうものとされている。
郵便物の略。語義1の仕組みにより伝達される信書、金品など。
(出典:Wiktionary)
“郵便”の解説
郵便(ゆうびん)とは、郵便物を送達する(送り届ける、郵送(ゆうそう))制度のことである。また、郵便物のこと。
日本の郵便配達の様子]]
(出典:Wikipedia)
郵
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
“郵便”で始まる語句
郵便局
郵便函
郵便局長
郵便船
郵便脚夫
郵便配達
郵便局員
郵便屋
郵便馬車
郵便丈