感覺かんかく)” の例文
新字:感覚
御覽ごらんなさい、世界せかいはじめから、今日こんにちいたるまで、益〻ます/\進歩しんぽしてくものは生存競爭せいぞんきやうさう疼痛とうつう感覺かんかく刺戟しげきたいする反應はんおうちからなどでせう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
たん一箇所いつかしよ觀測かんそくのみによつて震原しんげん位置いち推定すいていせられるのであるが、しかしながら身體しんたい感覺かんかくのみにてはかような結果けつかることは困難こんなんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
『まァ、おまへ感覺かんかくうかしてるんだわ』とつてあいちやんは、『わたしにはうしてもへんおもはれてよ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
かれはそれから身體からだかたまるやうにおもひながら、あら白髮しらがくしけづられるのをも、かすか感覺かんかくいうした。にはとりこゑみゝとほきこえて消滅せうめつするのをつた。かれつひにうと/\とつてしまつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
宗助そうすけ感覺かんかくには、山寺やまでらさむ以上いじやうに、一種いつしゆおごそかなくははつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
けた玉菜たまなや、ランプのいぶりや、南京蟲なんきんむしや、アンモニヤのにほひこんじて、はひつたはじめの一分時ぷんじは、動物園どうぶつゑんにでもつたかのやうな感覺かんかく惹起ひきおこすので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
つぎに、最初さいしよ一瞬間いつしゆんかん感覺かんかくによつて地震ぢしん大小だいしよう強弱きようじやく判斷はんだんすることについてべてたい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
如何いかんとなれば、人間にんげん全體ぜんたいは、うゑだとか、さむさだとか、凌辱はづかしめだとか、損失そんしつだとか、たいするハムレツトてき恐怖おそれなどの感覺かんかくから成立なりたつてゐるのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)