団子坂の菊人形の話につづいて、半七老人は更に「蟹のお角」について語り出した。団子坂で外国人らの馬をぬすんだ一件は、馬丁平吉の召し捕りによってひと先ず落着したが、その関係者の一人たる蟹のお角は早くも姿をくらまして、ゆくえ不明となった。したがっ …
著者 | 岡本綺堂 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約43分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間11分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
威
閉
落着
主
懐
一言
釈
洋犬
根
撮
廉
宿
嗾
啖
予
上
併
立場
葬礼
莫連
茅葺
絡
結
納得
浴衣
精霊
筆太
灯
白洲
発足
町屋
生麦
獲物
獣
牽
片言
煙
門
黒船
麻疹
鶏頭
鮫洲
鬼女
額
階子
一晌
門口
河岸
七夕
通辞
迂濶
識
諭
訊
見咎
行水
蚊帳
喉
帷子
差荷
伸
家
宥
声高
団扇
嚆矢
出役
喋
伝手
出来
商人
呆気
可怪
古
口惜
午飯
午
十日
抛
仆
札付
本牧
本宿
晦日
斃
仕業
捗取
押上
勿怪
扶
手数
会釈
情夫
微笑
後釜
彼
彫物
強請
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