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鬼女
ふりがな文庫
“鬼女”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きじょ
78.6%
きぢよ
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きじょ
(逆引き)
渠
(
かれ
)
は床几を立つ。人々お沢を
抱
(
だき
)
すくめて床几に
載
(
の
)
す。黒髪高く乱れつつ、
一本
(
ひともと
)
の杉の
梢
(
こずえ
)
に火を
捌
(
さば
)
き、
艶媚
(
えんび
)
にして
嫋娜
(
しなやか
)
なる一個の
鬼女
(
きじょ
)
、すっくと立つ——
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
絵にかいた
鬼女
(
きじょ
)
のような顔をして、黙ってはいって来たかと思うと、だしぬけに台所へかけ込んで、出刃庖丁を持ち出して来て、先生に切ってかかりました。
半七捕物帳:59 蟹のお角
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鬼女(きじょ)の例文をもっと
(11作品)
見る
きぢよ
(逆引き)
悪魔
(
あくま
)
は
今
(
いま
)
其
(
そ
)
の
肉
(
にく
)
を
欲
(
ほつ
)
する、
血
(
ち
)
を
求
(
もと
)
むる……
仏
(
ほとけ
)
が
鬼女
(
きぢよ
)
を
降伏
(
がうぶく
)
してさへ、
人肉
(
じんにく
)
のかはりにと、
柘榴
(
ざくろ
)
を
与
(
あた
)
へたと
言
(
い
)
ふでは
無
(
な
)
いか。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
八五郎はゾツとして枕を
欹
(
そばだ
)
てました。
紛
(
まぎ
)
れもありません、佛壇の中、
位牌
(
ゐはい
)
の前に現はれたのは、青黒い地に
紅隈
(
べにくま
)
を取つて、金色の眼を光らせた、
鬼女
(
きぢよ
)
の顏なのです。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鬼女(きぢよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鬼女”の意味
《名詞》
鬼女(きじょ)
女の姿形をした鬼。
1 の様な女性。
(出典:Wiktionary)
“鬼女”の解説
鬼女(きじょ)は、日本の伝承における女性の鬼。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
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