“女鬼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めおに66.7%
おんなおに33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽業お初が——あの強烈暴虐ぼうぎゃくな執念の女鬼めおにが、鉄心庵から、島抜け法印を盛りつぶして、抜け出し、ふたたび浮世に舞い戻って、怖ろしい計画を立てていることにいては
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
心では昔話にあるような目も鼻もない女鬼めおにかもしれぬと恐ろしいのを、勇敢さを人に知らせたい欲望から、着物を引いて脱がせようとすると、その者はうつ伏しになって、声もたつほど泣く。
源氏物語:55 手習 (新字新仮名) / 紫式部(著)
女鬼おんなおにたちは、そのたけのこを見ると、またさっそく引き抜いて、もぐもぐ食べだしました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)